Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

新時代へは意外と自転車で行ける

もう、ひとつひとつ取り上げたいトピックが

ありすぎの週だったので、

覚え書きで日記を。

また、おそろしく縦スクロールを強いてしまいますが、

おもしろいです。(なぜか断言)

 

 

10月28日(金)

 

朝、出勤しようと思ったら車のハンドルが動かない。

前後には動くけど、ハンドルがきれない。

 

なんのメタファーかと思ったけど、

それどころではないので、

いそいで自転車に乗り換え、

途中、男子高校生とデッドヒートを繰り広げて出社

(男子高校生との勝負はママチャリ対ルイガノ

というハンデにより私の勝利)。

 

この日はめずらしくある怒りの感情が

手に負えなくなりそうだったけど

その対象の人にとびっきりの愛を送って

なんとかしのいだ。

 

世界中の人が、いちばん許せないと思ってる人に

理屈抜きに愛を送る日とかつくればいいのにと

本気で思う。

どんなデモよりも平和に貢献するはず。

デモというのがすでに敵と戦う戦争のマインドだから。

 

午後、雨。

自転車で自宅まで。

パタゴニアのレインウェアのフードをかぶって、GOだ。

 

これは意外と楽しい。

雨が自分にしみていく感じが愉快。

土になったみたいで。

たまには雨に濡れたりするのもいいと思った。

冷たい雨じゃなかったからだろうけど。

 

 

10月29日(土)

 

車は修理中。

 

午前中は自転車であちこち。

車を前提に予定していた用事ばかりだったので

ものすごい距離を走行。

 

午後は家族で映画。

「君の名は」。

公開前から娘を誘っていたのに、

「もう親とは映画にいかないものなんだよ」と

中1になった娘は言う。

 

家族で見に行くなら

今日のこのタイミングしかないので、

「いいか、明日お母さんが死んだら、

ああ、あの時一緒に見に行ってあげればよかった…

ってめちゃめちゃ後悔するぞ!」

とひどすぎる脅迫をして決行。

 

映画、よかったです。

非二元論をたたき込んでから

正直、物語をあんまり楽しめなくなってきたのだけど、

(問題や悪を設定しないと物語が成りたちませんから)

この映画はすごい楽しめた!

 

でも、こうして特別なふたりだけが

出会えるというわけじゃなく、

袖振り合うも多生の縁、というように、

実は周り中、過去に繋がりのあった人だらけ

なんだろうなとも思う。

 

(実際、この前世のこの人でしょう?!

って思う人いるのだけど…)

 

 

それにしても、加速するばかりの

娘へのワンウェイラブ。(単に親離れ)

もういちど振り向いてもらえる日はくるのでしょうか。

 

 

10月30日(日)

 

車は引き続き修理中。

午前中はヨガのクラスを予約しているけど

いつもは車で向かう場所。

しかし、休むことなど考えられません、

なぜなら…

 

そこにはわたしの次なる公開ラブレターの

ターゲット、てるよ先生がいるから!!!!

 

ヨガマットをさすらいのギター弾きのように背負い。

えっさえっさとペダルを踏みます。

(片道40分でした)

 

てるよ先生と、ひふみヨガ、加えて

最近オープンされた、古民家を自ら改装して作った

yoganomaについては、改めて、それはたっぷりと

書きたいと思っているのですが、

 

毎週通うようになってこの日で3週目。

 

グラウンディングするとはこういうことか!と思う、

てるよ先生のたたずまいと、

そしてなによりその声!

 

てるよ先生の声は

チベタンベルやシンギングリンのように

神聖な響きで、

もうそれがてるよ先生の存在の美しさの

証明のようでもあるのですが、

 

わたしがこの日片道40分自転車をこいで

やってきたもうひとつのお目当ては

 

てるよ先生のグラノーラ

 

特注で大袋を作っていただいてあったのです。

 

はっきりいって趣味とかそういうレベルじゃない

質の高さです。

世には高価なグラノーラがたくさん売られていますが

てるよ先生のグラノーラがあるから、

もう見向きもできません。

 

娘もわたしが作ったグラノーラは全然食べないけど

てるよ先生のグラノーラは秒速で消費します。

 

ほめが止まりません。

 

しかし、核心にはまだ全然ふれられていないので

改めてまた、熱烈なラブレターを。

 

てるよ先生のヨガ教室が近くにある僥倖を

グラノーラよりもかみしめて。

 

 

10月31日(月)

 

娘とおしゃべりをしていたら、

なぜか「六角精児」という名前が出てきて、

 

私「へ〜、六角精児さんの名前とか知ってるんだね」

 

娘「相棒に出てる人でしょ」

 

私「六角精児さんって、鉄道好きだよね」

(私は鉄道そのものではなく、

鉄道オタクの人が好きな鉄道オタクオタクです)

 

娘「うん」

 

私「音楽も好きだよね」

 

娘「私、イケメンが好きじゃないし、

そういう人なら六角精児みたいな人がいい」

 

私「……………」

 

 

すぐに同意できなかった母です。

 

 

イケメンがむしろマイナス要素なのは

私も同じタイプなのでよくわかるのですが、

(ものすごく好きになった人がイケメンだったら

しかたなく受け入れよう…ぐらいの)

 

中1の女子にしては渋すぎるご意見では…

 

娘が小学校の3年生とか4年生のとき、

BSの番組に出ていた作家の高橋源一郎を見て

「なんかこの人かっこいい」

といったのもよく憶えています。

(この時は素直に同意)

 

娘が男の人を「かっこいい」と言うことなんて

まずないのでびっくりしたし、

それが白髪まじりのおじさんだった

のもびっくりした。

 

娘が将来どんな男性を連れてくるのか

少しどきどきします…

 

 

11月1日(火)

 

IHのセッションのために都内某所へ。

午前におひとり。

午後におひとり。

 

朝から弱い雨。

このくらいの雨ならなんとかなるだろうと、

折りたたみベッドを持って出発。

前回壊れたキャスターは夫が直してくれた。

 

セッションでは、実習以来はじめての

インナーチャイルドプロトコルが!

 

実習でこのセッションを行ったとき、

クライアントの中にもうひとりちびっ子が現れるから

感情移入しすぎてしまって、

与えられた時間を大幅に超えてしまった。

 

インナーチャイルドに対して

思い入れが強すぎる自分を知ってるので

とにかくニュートラルを心がけて

セッションを進めました。

 

たぶん、ヨーロッパの修道女で

孤児たちと暮らしていたときの

血が騒ぎすぎるのだと思うのだけど

(さらりと前世情報)

 

私には子どもが「自分には価値がない」とか

「こうじゃないと愛されない」とか

思っているのがたえられない。

 

「いいから、おばちゃんのお膝に来な!」って

「だっこするから来な!」って

冷静さを失う。

 

たったひとりの娘にも、しょっちゅう

すぐにいらっとして、不必要に怒鳴り散らしたり

しているにもかかわらず、

 

全部の子どものお母さんになりたい

みたいな傲慢さが私にはある。

 

それが、出ないように、出ないように

セッションを進める。

 

途中、インナーチャイルドと話すところで

その子がどうしているか聞くと

 

「松井さんと遊んでますよ」と…

 

うーん。

やっぱりニュートラルじゃないのか。

おじゃまして申し訳ない気持ちでいっぱいでしたが、

 

IHをはじめたいと思った当初から

いちばんテーマにしたいと思っていた

自己肯定感というものについて

改めて考えることになったセッションに。

 

クライアントさんが美容師さんなので

交換セッションを提案して

お支払いではなく、髪を切ってもらった。

 

私ももちろん心を込めてセッションを行ったし、

その方も心を込めて髪を切ってくれて、

 

お金を介さないエネルギーの交換が

成り立った感じがして美しかった。

満足と満足みたいな。

価値と価値みたいな。

愛と愛みたいな。

 

未来ってそうなるよね。

 

午後にもうひとつのセッションを。

 

こちらのクライアントさんは

IHの効果がめざましい方で

長期間ずっと不調だったところ、

数回のセッションを行って、

今や創造性があふれて止まりません!

みたいな状態に。

(それが本来のお姿なんでしょう)

 

いろいろな活動をされている方ですが

生け花をはじめられて、

それも自分で摘んできた花を

ライブ感を持って生ける!という

独自のもので、

それが本当に精妙で美しくて、

その美しさが生まれる過程に

わたしも少しお手伝いできたのかと思うと

本当に本当にうれしい。

 

美しいものがすきです。 

可視的なものじゃなく。

 

美しいもののために働きたい。

という思いも強く持ちました。

 

 

”ほんとうにみんなの幸いのためならば、僕のからだなんか百ぺん灼いてもかまわない”

宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』でジョバンニはこう言います。

 

インナーチャイルドと美しさというテーマで

なんとなくこの文章が出てきました。

 

私は百ぺん灼かれるのはいやですが

(そもそも、もうからだに生まれたくありません!)

いや、私はほんとうはからだじゃないないから、

百ぺん灼かれても別にいいのか?

じゃあ、別に灼かれていいです。

 

 

この調子で

まだまだ続けられますが、

もうやめます。

大丈夫、やめますって。

 

 

※本当の最後に!みれいさんの『わたしの手帳2017』と

『日めくりッコンシャスプランカレンダー』

を届けていただきました。うれしい!!!!

そして、今月はマーマーマガジンの

リニューアル号が発売に!

なんと『まぁまぁマガジン』に?!

詩とインタビューの本に?!

しかも文芸雑誌のような分厚さに?!

今明かされていることだけでも大興奮ですが、

みれいさんがまた、思ってもみないところに

開ける風穴が絶対にあって

その風穴の向こうは新時代だ!

颯爽とバイクにまたがったみれいさんに

「振り落とされんなよ!」って

言われるてるようです。

背中見失いません!

 

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