Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

わたしはラジオ

岐阜県美濃にある

エムエムブックスの2階が

 

ありがたいことに

4日間わたしの

仕事場でした。

 

到着した日の夕方から

出発する日の午前中まで

 

3泊で9名の方に

IH(インテグレートヒーリング)

のセッションを

受けていただくという

 

未知の挑戦。

100本ノック的修行感。

 

ましてやここは

エムエムブックス。

マーマーガールの聖地。

 

“早すぎたマーマーガール”を

名のって久しいですが

 

(マーマーマガジン以前から

服部みれいのおっかけであることから。

美濃にも20年くらい前に2度も訪れて

いるからまんざら的外れでもない)

 

師であり、友人でもある

みれいさんと、

 

福太郎さんをはじめ

その職場の方、関係の方に

IHを受けていただくという

光栄。

 

この予定が決まった時

これはわたしが

本物のセラピストとなるための

イニシエーションなんだと

理解して、

 

前の職場はやめることに

決めました。

 

これだけ集中して

セッションを行う

機会に恵まれる

セラピストが

どれほどいる

でしょうか。

(いるのかな?)

 

自分のIHというものの

カラーが自ずと

表れると思ったし、

 

古典落語

演者によって

色がかわるように

 

わたしの「時そば

みたいのが

でてくるのかなって。

 

宮戸川」という落語に

実は普段誰も演じない

後半があるように、

 

未知なるその続きを

演じられるように

なりたいみたいな

気持ちもあった。

 

宮戸川の後半が夢オチって

ところも自己満足なメタファー。

すべては幻想という意味で)

 

IHは調整ツールが

自由なところが

特徴で、

音叉や

フラワーエッセンスなど

たくさんの道具がつかわれます。

 

そのよさも十分承知なのですが、

(とくに音叉!)

 

わたしはとにかく

なぜだか落語家みたいに

からだひとつでやりたい!

ってずっと思ってて、

 

せいぜい手ぬぐいと

扇子で!って思ってて。

(ほんとに手ぬぐいと扇子で

調整とかしないですよ)

 

その理由も

今回ひもとかれたように

思います。

 

あたりまえですが

ひとりとして

同じ人がいないように

 

ひとつとして

同じセッションは

ありません。

 

その切り替えという

点でも挑戦だなと

感じていました。

 

そう、切り替え。

 

この仕事に

自分が向いていると

感じる点はいくつか

ありますが、

 

一番たくさん

来ていただいた日で

4人。

 

おひとりおひとりに

相対しているとき

 

目の前にいる

その方のことが

心から知りたいって思ったし

心から大切って思った。

 

たぶんそれはこのお仕事を

する前からずっとそうで、

 

普通の生活の中で

会ったばかりの人に

「愛してるんですけど」

っていったら危険人物だけど、

 

IHのお仕事なら

思う存分それをしても

いいんだ!ってところが

よろこびで、

 

今回4日間で9名

おひとりおひとりに

「それでそれで?」って

本当にその方が知りたい気持ちで

お話を聞かせてもらいました。

 

そしてこれだけ

集中してセッションを

行ったことで

明確になった

わたしのスタイルが

あって、

 

それは、

わたしのメインの調整ツールが

トークであるということ。

 

セッションの前半で

筋反射をガイドに

自分がひたすらやっていることが

 

その方の周波数に

チューニングして

受信することなんだって

はっきりわかってきて、

 

チューニングがバシッと

合うと放送がはじまる。

 

ラジオのように。

 

以前から

セッションを通して

とにかくわたしが

あまにりもよく

しゃべるので、

 

途中でハッ!ってなって

「おしゃべりが長くてすいません!」

って言ってしまっていたのだけど、

 

みれいさんのセッションの後

あれは言わなくていいと思う

って言ってもらって、

 

そうか、って気づかされました。

 

最近どんどんわたしの

IHが「話芸」

みたいなことになっていて、

 

セッションの後のご感想で

圧倒的に多いのが

「おもしろかったです!」

なのですが(笑)

 

楽しんでいただいて

なによりな反面、

 

IHの基本から外れているのでは?と

やや懸念もありました。

 

でもよく考えたら

主導権は常にクライアントに

あるのがIHですから、

クライアントの筋反射で

オッケーが出て

セッションが進むのであれば

わたしのトークも含めて

セッションは受領されている

ということなのかと。

 

 

水を得た魚とは

このことでしょうか。

 

4人に受けていただいた日は

 

朝10時から

夜9時まで

しゃべり続けました

 

途中みれいさんとエムエムブックスの

おいしいお昼ごはんをいただいたり

(もちろんここでもしゃべり続ける)

 

念願のエムエムブックスでの

お買い物タイムなどを

はさんでのことですが

 

それはそれは

朗々と

蕩々と

しゃべり続けられる

自分に

 

なるほどと思いました。

まさにラジオなんです。

 

 

さらにわたしは

誕生数が3ですから

 

トゥーマッチなほどの

あふれるエモーションと

共感力。

 

実はスピーチも得意な3。

 

くわえて相手の魅力を

増幅する3。

 

受信機にして

増幅機。

 

レシーバーで

ブースター。

 

セッションの最初から

よくしゃべることに

かわりはないのですが

 

ここ!ってところに

チューニングがあってからは

自分がしゃべってる感覚が

希薄になります。

 

完全にその人の放送を

お届けしてるのかと。

 

でね、

セッションの間

わたしは完全にその方の

ためのツールとして

働いてはいますが、

 

それはそのまま

わたしのよろこびでもあって、

 

その人の中にわたしは

とても美しい領域を

見るのです。

 

ハイジの”山のお花畑”

みたいな場所

美しい湖もあるかも、

”大ツノのダンナ”も

”かわいいの”もいるかも、

みたいな場所。

 

どうして社会では

この美しい部分を

見せ合って生きては

いけないんだろう?って

不思議になります。

 

わたしはこの

美しい領域だけが好き。

 

 

もうひとつ、

集中してセッションを

行って気づいたことは、

 

途方もなく

かけ離れた

テーマに思えるセッションでも

 

とどのつまり

同じところに

流れ着くことです。

 

 

自分が本来の自分であること。

 

本来の自分になればなるほど

生きるのが楽になるし

 

その人が輝きます。

 

そして本来の自分になればなるほど

誰かの役にも立てます。

 

それぞれがそれぞれの

持ち場で

その光を広げていくこと、

 

1本1本の糸が

金色に輝くことで

いつのまにか布全体の色を

変えてしまうこと、

 

そのために働きたい。

 

 

この美濃の旅で

 

前座から

二つ目くらいには

昇進できたって

思ってる。

 

落語家は真打ちに

なるときより

二つ目になったとき

の方がうれしいそうですよ。

 

わたしもそんな気持ち。

 

 

はー、

美濃で過ごした日々が

特別すぎて

大切すぎて

 

どうやって書いたらいいか

完全に迷子だったのですが

 

骨子は書けたかな。

血肉がもっとあるのだけど!

 

 

マーマーガール垂涎の

みれいさんが摘んだハーブで

お茶を入れて飲んだこと

 

もっとレアな

みれいさん手摘み手もみの

お茶をお土産に持たせてもらったこと

 

みれいさんのお父さんの

いちごが地上のものとは

思えないほどのおいしさであったこと。

(みれいさんのお父さんと再会できたこと!)

 

長良川

 

そしてセッションを通して

ご縁をいただいた

魅力でいっぱいの

おひとりおひとりへの

あふれる気持ち。

 

服部みれいはやっぱり

宇宙一おもしろいって

思ったこと。

宇宙一大好きって

思ったこと。

 

縦スクロールが

いつまでも終わらないので、

 

最後に

早すぎたマーマーガールの

 

遅すぎたデビューシングル

「わたしはラジオ」

をお届けして

観念します。

 

大磯ロングビーチ

水着で歌ってるイメージで。

 

 

「わたしはラジオ」

 

わたしはラジオ

 

レシーバーにして

ブースター

 

受信機にして

増幅機

 

少しこわれた

スピーカー

 

あなたの周波数が

知りたいの

 

 

わたしはラジオ

 

色(しき)にして

空(くう)

 

全にして

 

時空を超えた

ステレオ放送

 

あなたの周波数が

知りたいの

 

 

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ついに聖地巡礼

 

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2階に場所をお借りしてIHセッションを行わせてもらいました。

「うだつ」上がってます!

瓦屋根の上の装飾がうだつ。ここはうだつの上がる町並みと呼ばれる、景観が守られた地区。電線も地上にはない。

 

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こんな勇敢で愉快で美しい人が他にいるなら教えてほしい。

美濃での日々、わたしたちはたぶん宇宙でいちばんおもしろい話をしてたと思う。

 

https://www.instagram.com/p/BUbDJsEg4Ra/

美濃に飛んで戻りたくなった福太郎さんの動画

ふみの山とまきの海の取り組み。かわいすぎて悶絶。またきっときっと参ります!

 

 

さらにおまけ

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出発するとき、娘が玄関で持たせてくれたおまもり。

 

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娘はわたしをいつからかマー子と呼ぶように。わたしは「お母さん」を採用してたのに。たぶんママ以前のなにか、ましてやお母さんには満たないなにかを、表現する呼び名なのだと思う。立場的にお母さんだけど認めたくないみたいな、「仕方のない人」みたいなニュアンス。

そうはいっても、こんなかわいいお手紙はくれる。「ブログのせないで」って書いてるのに、思いっきり載せてますけど(笑)

文面から小学生を想像されるかと思いますがまさかの中2です。

3泊も快く送り出してくれた、夫と娘にも感謝の美濃の旅でした。

 (ちなみに父親のことは「父さん」と呼ぶ。「お」はつかない。こちらも絶妙に本質を捉えている気が)