Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

ノイズにだって、意志はある

 

何から書きはじめたら

いいのかわかりません。

 

 

客観的事実としましては、

 

◎北海道の実家に数日帰っていた

 

◎父と母が亡くなってから無人となっている家のために働いた

 

◎北海道も雨ばかりだった

 

などとなりますが、

 

 

この期間の体験といったら、

 

昔話か!

 

みたいな展開がありまして、

 

古典落語か!

 

みたいな。

 

肉体ではないながら

父と母の存在も

ビシバシと感じるような…

 

古典落語に「井戸の茶碗

という演目があります。

 

 

くず屋(江戸時代のリサイクル業者)の

正直清兵衛がとりもつ、

Win-Win噺なのですが、

 

とにかくすべての

登場人物がさっぱりと

好人物で気持ちがよい。

 

 

今回の帰省での体験は

まるで、リアル井戸の茶碗

 

まずご近所のみなさん。

 

両隣、お向かい、裏の家、

実家が面してるすべてのお宅が

それぞれに無人であるわたしの

実家のお世話をしてくれてて、

(自宅の雑草をとる延長で実家の雑草もとってくれてたり…)

 

挨拶にうかがえば、

ゆでたとうきび

(わたくしどもとうもろこしなんて

長ったらしい名前で呼びませんの)

いんげんのごま和えを

持たせてくれて、

 

あと庭の木のことで、

ご迷惑をおかけしていたことが、

後で明らかになるのだけど、

 

わたしが挨拶に訪ねたときは

誰ひとり苦情を伝えてこなくて、

(むしろねぎらっていただいて)

 

この手のことにつきものの

トラブルなり

ドロドロなりが

見る影もありません。

 

さらに!

この短い滞在期間中に

わたしに正直清兵衛さんが

急に現れて、

 

(それもびっくりの経緯で)

 

実家の心配事などを

まさかの方向に転換してくれた。

 

この正直清兵衛さん、

 

家については

物理的なダメージもあるけど、

精神的なダメージというものも

大きいから、

 

その部分までフォローしたい

というスタンスの

家の専門家で、

 

神かと思いました。

 

本当に

井戸の茶碗を模した

新作落語に仕立てたい

ほどの見事なお話で、

 

現在もまだ継続中…

 

クラクラするほどに。

 

しかもわたしの人生の

そのほかの要素も

複合的に絡んでいて、

 

なんか怒濤の

浄化と

気づきと

手放しの

旅となりました。

 

父と母へのおセンチな

気持ちも吹っ飛ぶほどに。

 

そこじゃないでしょ!

大事なのは!

 

って

何度も何度も

教えられた。

 

親というものは

死んでもなお

教えるのですね。

 

まじで鍛えられてます。

 

セッションなどで

必要なとき、

詳しくお話する方も

あると思います。

 

わたしの新作落語(笑)

 

どうぞお楽しみに。

 

 

さて!

9月より、鴻巣の自宅での

セッションを開始いたします。

 

おかげさまで、

すでにご予約もいただいていて、

 

現時点で

9月22日(金)以降の

受付からとなりますが、

 

やっとの

本格オープンと

なりますこと、

 

感謝をこめて

お知らせさせて

いただきます。

 

 

火曜日は表参道の

ハイセンスなヘアサロンに

場所をお借りしていると

いうのに、

 

自宅については

一気に親戚の家

みたいになりますが、

 

これはこれで

お楽しみいただけましたら

さいわいです。

 

詳しい場所などは、

お申し込みの際に

ご案内させていただきますね。

 

 

感謝と感謝と感謝をこめて

 

 

http://healingroom3.com

 

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札幌の紀伊國屋書店のコーヒー屋さんで。

札幌の紀伊國屋書店が好きすぎる。欲しい本がどんどん目白押してくるそのわけは、圧倒的面出し率にあるのだと思う。平台の面出しじゃなくて、ずらりと棚に面出し。壮観。広い店内のおかげ。何時間でもいられる。

今回も店内に入って数歩で、ジョン・アーヴィングの新刊、武田百合子の未収録文集、国書刊行会のスタニフワフ・レムコレクション(全部面出し!)と欲しい本がいっぱい。広瀬和生氏(ヘビメタ雑誌の編集長にして、超落語マニア)の古典落語についての新刊もよかった。こんなに至福の本屋時間は知るかぎりここでしか体験できない。娘もここが好き(あんまり本読まないけど)。

わたしが10代のころは札幌の紀伊國屋、違う場所にあったけど、3カ所くらい本屋をはしごして、米か!と思うほどの重量の本を買って、ふうふう言いながら持ち帰っていた。洋服は全然興味なかったけど、本とCD(途中までレコード)は持っているお金ギリギリまで買った。

 

すいません、実家のことの解放感がすごすぎて、このおまけコーナーのびのび書いてみたいです。楽しいです。

 

写真は紀伊國屋で見つけた現在開催中の札幌国際芸術祭の案内。札幌の各地を会場に開催されている、大友良英さんディレクションの芸術祭。

 

滞在中にやらなくてはいけないことだらけだったけど、どこかひとつだけでも行けるかな…って思ってて、

 

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実家滞在最終日に滑り込みで行けました(涙)モエレ沼公園

モエレ沼公園ををご存じでしょうか。

彫刻家イサム・ノグチの遺作で、公園全体が彼の彫刻作品です。また、この場所はゴミ処理場でした。プロジェクトの候補地は他にもあるなか、「人間が傷つけた土地をアートで再生する。それは僕の仕事」としてこの地が選ばれました。

雨まじりの空模様。犬と歩けなかったのが無念。(モエレ沼公園、行かれる方はレンタサイクル借りられるのでそれで回るのがおすすめ)

道外の方はモエレって?と感じるかもしれませんが、北海道の地名はアイヌ語が由来となっているものが多いので、響きが独特なのです。

家族といても団体行動ができないわたしはひとり、展示会場のガラスのピラミッドへいそいそと。

 

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ガラスのピラミッド内。

(作品の撮影とネットなどでの個人使用OKとのこと)

 

大友良英さん他の展示。大友さんといえばあまちゃんのサウンドトラックで有名ですが、ノイズミュージシャンでもあります。

ここにはたくさんのポータブルレコードプレーヤーが展示されていて、それぞれがプログラミングによりふいに回り出してノイズを奏でます(ひとつひとつは札幌の一般の方がワークショップで作ったものみたいです)。

 

わたしが興奮しておりましたのは、この場ではじめてノイズミュージックに対する自分の解釈が訪れたからです。

 

ノイズにもウニヒピリがいる!って。

 

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屋外に見えますのは、公園のシンボルのモエレ山。大友さんがこの芸術祭に描いたイメージが「ガラクタの星座たち」。レコードプレーヤーも星座のように配置され、白いラインで結ばれています。

ガラクタの処分場だった地を再生したモエレ沼公園で、どこまでも不協和に響くノイズ。

大友さんはノイズのウニヒピリの声が聞こえちゃうから、音を扱う人としてそれを無視できないのだと思う。地上にわたしたちが作ってしまったもののウニヒピリだから、やはりそれにも愛を配ることをしてしまうのだと思う。

 

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こちらも大友さんの展示。鉛筆削り、プログラミングにより突然動き出して、びくっ!となりました(笑)

 

大友さん、大友さん言ってますのも、ファンだからなんですけど、

 

さかのぼること何年も前に、友だちが誘ってくれた高円寺のマンションの一室でのマニアックなライブがあって、あまちゃんの何年も前なのですが、わたしは大友さんのことを全然知らなくて、くたびれた男の人がアコースティックギターの演奏をはじめて、なんだこの人は!ってなりました。今でもギタリストとしての大友さんがいちばん好き。

 

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ミキサーも突然回り出しましたが、もうびくっ!となりませんでした。

大友さんは福島県のご出身。NHKの「ようこそ先輩課外授業」で母校の子どもたちと演奏したようすがすばらしかった。

 

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作品の題名は「サウンドオブミュージック」

 

大友さんが「題名のない音楽会」に出たときは、指揮者の佐渡裕さんにノイズミュージックについて語っていましたが、佐渡さんは大友さんにシンパシーを感じる一方で、ノイズについては首をかしげたままだった。

 

同じ音楽家でもケアしている領域が違うってことか。

 

https://www.youtube.com/watch?v=oMQFtY6X_V8&t=1681s

大友さんの演奏とインタビューの動画。長いので27:10くらいからのアコースティックギターの演奏だけでも聴いていただけたら。

全部見てもすばらしいけど!

 

「僕はいつも注意深く小さいテクスチャーに耳を澄ませている」

「エレクトリックでも、アコースティックでも、メロディー、フィードバック、声でも全部、すべてのサウンドにそのテクスチャーがある」

「僕はその小さなテクスチャーを見つけることが好きなんです」

 

英語だけどそう言ってます?

 

大友さんの言うテクスチャーがウニヒピリって思ったんです。

 

ノイズにだって、意志はある in モエレ沼公園

 

札幌国際芸術祭は10月まで続くみたいですし、

わたしが札幌を発った翌日からは”ゴッホ展”(超やばそうな!)がはじまってましたから、この時期の札幌はわざわざ訪れる価値のある場所かと!

 

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そんなあなたに北海道のラーメン情報。札幌が味噌、旭川が醤油、函館が塩とされますが、これが歴史的事実なのかは不明。後付けな気もする…

しかし、おいしいことは真実。

写真は空港で滑り込みで、汗だくで食べた函館のラーメン屋さんの塩ラーメン。昔はラーメン一杯食べきれなかったけど。今はなぜか食べられる。