Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

ドタバタも地球の醍醐味

 

右山(うざん)と左山(さざん)

のやつ見ました???

 

探偵ナイトスクープ

話なんですけど。

 

(時々ナイトスクープのブログになります)

 

わたしの

ナイトスクープ神回コレクション」

に文句なしに追加されました。

 

 

大学生左山くんが

フェイスブックで、

 

自分と名字が同じで

右山という人物を

発見して、

 

東京の美容師と知り、

 

なにかのご縁と

上京した際に

髪を切りに行く。

 

 

(お店でシャンプー中)

 

「名前めっちゃ似てますね」

 

「珍しい名字なのに」

 

「出身地は」

 

とか情報交換しているうちに、

 

 

「父の名は。」

 

となって、

 

なんと、

 

母親ちがいの兄弟で

あったことが明らかに…

 

 

事実は小説より奇なりですが、

 

もうこの兄弟の

キャラが立ってて

引き込まれて

ならないわけです。

 

 

イケメン美容師右山くんは

3人兄弟の末っ子だったのに

急に現れた弟に

俄然兄としての自覚が生まれていて、

 

ひとりっ子左山くんは

父はあっても

母ひとり子ひとりという

複雑な環境で育ったにもかかわらず

素直で、ずば抜けてかしこい。

 

右山くんと左山くんは

出会ってから数年で

交流も深まっていて、

 

なぜ、母がちがうふたりに

右山と左山と名付けたのかと

いうことを

 

一緒に暮らしたことがない

父にはっきり聞いてみたい!

というのが左山くんの

依頼なのですが、

 

(いつもならそろそろナイトスクープのブログではないことをハッと思い出すところですが、今日は戻りません!)

 

父を前に、

 

左山くんはずっとふたをしてきた

自分の感情をはき出して、

 

(自分のことももちろんあるけど、自分が反抗期だったときにひとりで受け止めて苦労してきた母への思いもある)

 

右山くんは

弟、左山くんが自分では言えない氣持ちを

涙を流してまで代弁していて、

 

(そういう解釈をしようと思ったら父を奪った女性の子どもでもあるのに)、

 

そのあとは左山くんも

スッキリしたって言って、


お父さんの発言に

笑いも起こるような

感じになっていって、

 

その後、右山くんのブログまで

読んじゃってるんですけどわたし(笑)

 

弟の左山くんの存在を

本当によろこんでいて、

誇っていて、

 

さらに

3人の子どもを育ててくれた

自分のお母さんのことも

尊敬できる最高の女性って

誇っていて、

 

それぞれの立場で

それぞれの複雑な

思いはあるとか思いますが、

 

なんかすみずみまで

氣持ちがいいお話。

 

 

話題となっている

嵐のことでも

感じたのですが、

 

展開によっては

ドロドロすることも

かつてはあったかな

って思うことも、

 

今は逆に超越的な関係性を

生み出すきっかけに

できるというか、

 

右山くん左山くんの

お父さんのように、

 

人は完璧でもないし

変化もしていくし、

 

でも、

ちゃんと向き合って

必要ならぶつかって

お互いを理解して、

 

責めたり

恨んだりではなく、

 

そういうことも

あるよねって

受け入れて、

 

それぞれが

お互いの足を引っ張らず

遠くからでも幸せを祈る

っていうことって、

 

普通の人間関係を

超越してくれるというか、

 

単純な家族以上に

尊いって感じるのです。

 

 

そして、

右山くん左山くんの

ストーリーのように、

 

人生には本当に

びっくりするような

仕込みがある。

 

それを仕込んでるのは

他でもない自分なのだと

思うのですが、

 

生きてるとすごい

サプライズがあるって思う。

 

あり得ないプロットで。

 

 

最近どんどん

フィクションに

興味がなくなって

きています。

 

実際の人生の方が

10000倍おもしろいから。

 

 

言ったら全部、

 

自分の記憶だし

 

自分の仕込みだし、

 

 

言ったら全部、

 

春になったら溶けちゃう

雪みたいなもので、

(道産子ゆえ、比喩も北国)

 

実態があるようでないのが

人生だとしても、

 

目の前の雪に翻弄されるのが

地上体験なんだと思うし、

 

 

「全部幻想」って言っても、

 

右山くんと左山くんの

ストーリーに、

わたしはまだ

膝をついて

泣きたくもあって、

 

 

キョンキョンが出てた

宮藤官九郎さんのドラマで

 

「わちゃわちゃするのがおばちゃんの醍醐味なんだから、わちゃわちゃさせてよ!」

 

って、

 

キョンキョンのセリフが

あったのだけど、

 

 

わちゃわちゃが

なくなっちゃったら、

 

味わいもなくなるというか、

 

 

どんなお父さまであっても

その存在がなければ、

 

右山と左山が出会った!

という感動もないというか、

 

 

ドタバタしないサザエさん

誰も見ないというか、

 

 

ドタバタとか、

 

どぎまぎとか、

 

わちゃわちゃとか、

 

ビーン!とか、

 

 

渦中にあると

これさえなければ…

と思える出来事こそが

 

実は自分の最高の

仕込みだったり?

 

 

それを経ての、

 

ピッカーン!という、

氣付きがほしいがための。

 

 

 

うーむ…

 

 

 

わたしにもわたしの

超絶プロットがあるって思う。

 

 

それを超越するというか、

 

統合するというか、

 

仕込まれたお題。

 

 

クリーニングするのみでは

あるのですが、

 

おばちゃんの醍醐味なんだから

わちゃわちゃさせてよ!

 

とも思いながら

絶賛統合中。

 

 

 

  http://healingroom3.com

 

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書泉グランデ、スピ本充実の4階でやってた

『数学デッサン教室』フェア。

 

発見して大興奮。

 

 

デッサンだから2次元だけど、すごいヤバみでした。

 

無条件に美しいし、手を動かして、立体を頭に思い描くのは、綿棒ワークにも近い面もある。ぜひ描いてみたい!

 

誕生日月だからって、原画も買っちゃったり。

(誕生日月じゃなくても絶対買ってたと思うのだけど(笑))

 

完全に幾何学図形ヲタ。

 

 

数式はみじんもわかりませんが。

 

 

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ヤバみといえば!

 

『22を超えてゆけ』

本屋で出会ってもうビビッときすぎて、内容も確認せず買いました。

(続編の『6と7の架け橋』はこれから読むところ)

 

初版は2003年ながら手に入らない期間が長かった本のようで(古本が高額化していた)、

CD付き版として重版されたのは、このタイミングでたくさんの人に読まれるための宇宙タイミングだったのだと思う。

わたしも、今じゃないと読んでも絶対わからなかった。

 

著者の辻麻里子さんご自身はそのCDの音源を託して、2017年に他界されていて、

本当はもう地球に生まれないはずだったのに、この本をこのタイミングの地球に残していくためにいてくれたのだなあって涙が出てくる。

(これ以外の著書も重版を熱く希望)

 

暗号がたくさんあるような本なので何度も楽しめるのだと思うし、

わたしとしてはソフトカバーの本ではなく、『モモ』とか『ゲド戦記』みたいに、箱付きハードカバーの児童書みたいな装丁の本というイメージ。

 

 

今日は、

おまけコーナーも

長いのです。

 

もうこれでもかと

縦スクロールをしていただいた

あとかと思います。

 

これ以上は

よっぽどのもの好きの方のみ

おつきあいをいただけたら

という内容になります。

 

 

 右山くん左山くんにまけないほどの

超越家族といえば、土井先生ときり丸。

 

娘じゃなくてわたしに忍たまブームが到来中(笑)

 

https://www.youtube.com/watch?v=q2hUytz2rds

「土井先生ときり丸の段」

なんかこれ、2回くらい見ちゃった。

 

何してんだわたし?(笑)

 

土井先生は身よりのないきり丸の面倒を見ていて、一年は組の生徒は全員土井先生が大好きで、土井先生ときり丸の休暇の様子をのぞいてみたいって思ってて、土井先生もみんながこっそり自分たちをつけてるのは氣付いてるけど(忍者だし)、知らないふりしてて、でも最後にはみんなの分もお魚焼いて一緒に食べる。(土井先生んちのとなりのおばちゃんも、大家さんもめちゃめちゃいい)

 

このお話とか、落語だと“井戸の茶碗”みたいな、隅々まで氣持ちがいい!みたいなお話はときどき聞いていたくなるし、右山くん左山くんのお話もそうだけど、実は知らないだけで、リアルにそういうお話は本当はたくさんあるのかなって思う。

 

 

(9+13)+1

 

すべての思い込みを超えてゆけ!