Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

純粋な衝動それすなわちインスピレーション

 

NUMBER GIRL

再結成のライブ映像ばかり

見ております。

(2019年8月、日比谷野外音楽堂でのライブ)

 

もう鳥肌と

涙と鼻水に

まみれながら。

 

インナーチャイルドを細分化して、

インナーティーンというものがあるような

きがしているのですが、

 

わたしのインナーティーンが

深く満足する時間です。

 

若かった当時の彼ら

だからこその楽曲の

そのたまらぬ感覚を

 

40代となった今、

むしろその青さを

より加速させるかのように

見せてくれた姿に、

(そうしようとしなくても自然にそうなったのだと思う)

 

本当に本当に本当に本当に

感動しています。

 

ミュージシャンはタフな世界だと思います。

 

あれほどのドラムをたたく

アヒト・イナザワさんも

現在音楽を離れていたそうですし、

 

こういうジャンルの音楽ほど

継続は難しいのもわかるだけに、

 

40代の彼らが

この音を鳴らしているということに

涙も出れば鼻水も出るわけです。

(思い出のあのバンド!みたいなことじゃなく、最新の最高のNUMBER GIRLでした)

 

他にはなにもいらないような

誰のこともうらやましくないような

本当に自分でよかったと満足するような

そんな気持になれるような時間。

 

わたしがギターのうるさい

音楽を好んだり、

 

落語や鉄道や将棋の

オタクの方たちが

大好きだったりするのは、

 

それぞれに自分の純粋な衝動に忠実だからです。

 

外側からみて自分がどうかとか

どうすることが有利か

ということから自由だということと、

(葛藤はありながらでも)

 

自分が惹かれてやまないその領域への

全幅の信頼と、ある種の敬虔さ、

そしてなによりみなさん

とにかく心からたのしそう!

というところが、

見ていてたまらなく

うれしくなるのです。

 

もちろん、誰もがおたくで

あることもないのですが、

 

「自分軸」ということが

より意識されていく中で、

 

自分がなにで深く満足するのか

自分がわからないという場合や、

 

また、誰かを「うらやましい」と

思う気持ちがあるとしたら、

 

この自分の純粋な衝動への

感度が鈍ってしまっている

のかなとは思います。

 

 

 

わたし自身はどうかというと、

まだまだ自分の制限はあると

感じてはいますが、

 

かといって

誰かをうらやましいと

思うことはありません。

 

 

すてきだなと思う人は

たくさんいるけれど

わたしがその人になっても

しあわせではないと思うからです。

 

 

わたしはおたく気味で

引きこもり気味の自分が

とても気に入っています。

 

うらやましい存在があるとしたら、

自分の制限を超えて生きている

パラレルの自分だけです。

 

 

わたしはこれといって

なにかを成したい!

といった目標もなく

そのときそのときを

生きてきたように思うのですが、

 

思えば、10代の頃から

自分の衝動や

違和感にだけは

敏感だったように

思います。

 

その感覚をいつも無視せずに

自分の選択をし続けてきたこと

今はほめて上げたいような

きもちにもなっている。

 

あと2年と待たずに

半世紀生きたことになる現在、

NUMBER GIRL聴いてますけど/笑)

 

この純粋な衝動ほど

自分にとって

頼りになるものはないと

感じられています。

 

 

衝動があるから

種は芽を出すのだと思います。

 

衝動があるから

花は咲くのだと思います。

 

自分が芽を出し、

花を咲かせるとき、

 

この衝動を無視しては

いつまで経っても

「シーン」って感じなのだと思います。

 

その衝動と

繋がっていないように

感じられても

心配は無用で、

 

なにかじゃまをする

ノイズがあるだけです。

 

自分と自分は

離れようがないですもんね。

 

ノイズを減らして

自分の声をクリアにする

方法がちゃんとあります。

 

 

ギターによる焦燥音楽

それすなわちROCK

(出典こちらhttps://www.youtube.com/watch?v=SUAnU1A38ec

 

純粋な衝動

それすなわちインスピレーション

 

説明できない

証明できないことの

 

真実を

確かさを

 

自分だけは信じて進むのが

人生という体験なんだと思っています。

 

 

http://healingroom3.com

 

 

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好きなバンドのテレビ画面を撮っちゃうような中学生的行動。

 

ひさ子氏のお変わりのないお姿と、鬼コーチのような向井氏と渡り合うすばらしいギター。他のメンバー汗だくなのに、ひさ子氏はずっと涼しげ。にわかで戻ってきたわたしは知らなかったいろんなご体験があったこともこの機会に知りました。

 

 

NUMBER GIRL - 日常に生きる少女 - YouTube

イントロからラストまで展開が全部すき。炸裂する青さ。