Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

怖れよりも、感謝を。

 

娘の学校も休校です。

 

高校生というのは

休日も部活だったりするから

なにやらみんな大変に忙しそうで、

 

高校が離れてしまった

中学の友だちなどは

数ヶ月に1度やっと

会えるみたいな状況だったため、

 

今日はここぞとばかりに

お泊まりに出かけていきました。

 

明日はいちご狩りをするそうです。

(この辺はいちごの産地なのです)

 

女子高生の行き先としては

めっちゃ牧歌的すぎて

笑ってしまいました。

 

とても優秀な学校に進学した

お友だちのひとりは、

 

部活もなにもなく

学校に行かなくていい

この機会に、

髪の毛の内側を

青く染めたそうです。

(内側って、おしゃれですな)

 

この状況を制限とするのではなく、

今だからできることを

すぐに考えて実行する瞬発力。

見習いたいです。

 

 先日、犬の散歩に出かけたところ、

 

見知らぬ中学生くらいの男の子と

幼稚園くらいの男の子の

ふたりづれがいて、

 

中学生がめっちゃ笑顔で

挨拶してくれて、

めっちゃかわいくて、

 

数年前、小学校と中学校で

地区の役員をしていたから、

(わたしが学校の役員が

できたというのは一生の自慢)

 

このくらいの年齢の

この地域の子なら

知ってるはずなので、

 

おばあちゃんちを

尋ねてきたみたいな、

どこかから来た子かな

って思って、

 

こちらもめっちゃ笑顔で

挨拶を返したのですが、

 

犬の散歩コースで

もう一度

このふたりに遭遇して、

 

なにやら探しているようすに

「はて?」と思って見ていたら、

 

訪問販売みたいな

女性たちが歩いてて、

 

その人たちに

近づいていったと

思ったら、

 

「マフラー落としませんでしたか?」

って言って、

 

よく見ると

小さい子の方が

マフラーを抱えてて、

 

落とし物を拾って、

持ち主を追って

歩いていたらしいのです。

 

すんげーいい子だな!

って、

 

犬のうんちを

拾いながら

横目で見ていて、

 

3人いた女性の一人が

そのマフラーの持ち主だったようで、

手厚いお礼を言っていて、

 

その女性たち、

どうもなにかの宗教の

販促物のようなものを

配って回っている人たち

だったようで、

 

お兄ちゃんの方に

その販促物を

「せっかくだからどうぞ」

って、

渡そうとするのだけど、

 

これは

丁重に断っていて(笑)

 

なんか

そのふたりの男の子は

そのまま天使みたいだった。

 

おとぎ話を見ているような

雰囲気の子たち。

 

 

わたしは落語という芸能が

大好きなのですが、

 

落語には

本編がはじまる前に

「まくら」と言われる

 

その土地や

そのご時世に合わせた

フリートークがあって、

 

今日のブログは

そんな「まくら」風に

はじめてみましたよ。

 

 

来週開催される、

 

喬太郎、一之輔、白酒

という、

わたしにとっては

この上ない顔合わせの

三人会のチケットを

取っていたのですが、

 

【予定通り開催】

のお知らせがありました。

 

状況を考慮して

「来場が難しい方には払い戻し」

という対応です。

 

 

落語というのは

どの噺を演じるのか

ほとんどの場合

その場で決められます。

 

「今」「その場所」で

なにを現すのか。

 

落語家の人たちは

いつもそのことに

感覚を研ぎ澄ませています。

 

それは迎合するような

ものでは決してありません。

 

小さい子どもがいるのに

あえて艶話のようなものを

やってみたり、

(「寿限無」や「まんじゅう怖い」だけじゃない
落語を聞かせるために)

 

「正しさ」が

蔓延しているときほど

シュールな滑稽話をして

さっさと帰ったり。

 

 

また、落語には

熊さんは熊さん

与太郎与太郎

若旦那は若旦那

みたいな、

 

その人がただその人で

あることに全肯定があります。

 

 

それがいいとか悪いとかではなく、

ただその人はその人で

起こることが起こって、

 

それを滑稽に語ることで

観る人たちは楽しく笑って

ご機嫌を持ち帰るという芸能。

 

本当にかっこいいです。

 

 

最近の社会状況の中で

実家の母が急に倒れて

亡くなるまでの日々のことが

すごく思い出されてもいます。

 

急なことに、

もう頭が真っ白なまま

目の前のことを

ただやりきっていくような

日々だったのですが、

 

もう洗濯機の中に

突然ぶち込まれて

ぐるんぐるん

わけもわからず

翻弄されるしかなかった中で、

 

本当にたくさんの方に

たすけていただいて、

 

普段当たり前って

思っていたことが

とんでもない

祝福にも思えて、

 

世界の隅々にまで

感謝が溢れました。

 

洗濯機の中で

ぐるんぐるん周りながら

美しいものが

ずっと途切れることなく

注がれ続けていたような

日々でした。

 

 

今、

とても大変な状況が

あるかもしれません。

 

これからもっと

大変になることも

あるのかもしれません。

 

 

でも、

怖れや焦りで

動くのではなく、

 

その状況を好機に

していきたいですし、

(娘の友だちは

髪の毛を青く染めました)

 

今こそ

感謝で動いていたいです。

 

 

娘たちの姿や

近所で見かけた男の子や

大好きな落語のことから、

 

今、そんなことを思っています。

 

 

http://healingroom3.com

 

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モモさん先日9歳に。

(いるのわかります?)

 

最近犬を抱っこすると

エネルギーが混ざる感じがすごいのですが

大丈夫でしょうかわたし(笑)

 

おれがあいつであいつがおれで

的に

 

犬がわたしでわたしが犬で

みたいな感じ。

 

大丈夫でしょうかわたし(笑)