Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

落語が見せてくれる未来/かめはめ波!ならぬエバネッセント波!

 

連投せずにはいられませんのは、 

 

 第5夜は

「青菜」でしたね!

 

(本日も落語率98%くらいですが

どうぞおつきあいをいただけましたら……)

 

一之輔師匠がなぜ

真夏の話である

「青菜」を選んだのかは

まくらを聞くとわかります。

 

前日の一之輔師匠の

「千早ふる」を受けて

なんと小三治師匠が

同じ噺をどこかでやったらしく、

 

小三治師匠の得意な

「青菜」をあえてやることは

一之輔師匠のアンサーなのです。

 

小三治師匠の「青菜」

独演会で見たことあるけど、

最高にチャーミングなんです。

小三治師匠のキラースマイルに

胸も射貫かれます)

 

 

しびれました。

 

落語家はこういうことを

よくやります。

 

 

小三治師匠は

人間国宝となって

もう久しいのかもしれませんが、

 

落語家たちには

称号のようなものは

どうでもよいのでは

ないでしょうか。

 

もちろん上下というか

師匠と弟子、先輩後輩は

徹底された世界ではありますが、

 

高座の上では

師匠や先輩をしのぐほどの

芸をしてみせることが

恩返しとなるのです。

 

 

小三治師匠は

年齢もあるので

最盛期というのは

過ぎてはいるかと思います。

 

けれども、

 

若い一之輔の「千早ふる」に

(サゲも「ググる」だったり

現代風になっています)

奮い立つものがあったのかと

思いますし、

 

小三治師匠を真っ向から

受け止めるかのような

一之輔の4月の「青菜」。

 

個の違いを損なわずに

お互いを引き上げることで

落語という全体を引き上げて、

 

時代に合わせて更新してきた

落語家の現場そのものという感じ。

 

視聴者から

「お金を払わせてほしい」という

コメントがたくさんあって、

投げ銭ができるようにも

なっていたのも最高。

 

そう!

喬太郎師匠の独演会も

ウェビナー形式で

開催されるとのこと。

 

 

今小さな船である

芸人さんや

個人経営のお店などは

とても苦しい状況が

続いています。

 

でも、

この大きな時代の移行期に

逆に機動力のある

個人や小さな組織の方が

対応しやすいことも

たくさんあるのかと感じます。

 

 

物理学者の保江邦夫さんが

新型ウイルスによる状況のことを

話していた中で、

 

大きな船とすれ違うとき

小さな船は

どうしたらその大きな波の

影響を受けずに進むことができるか

というお話をされていて、

 

大波がくるから

じっと耐えるのではなく、

 

むしろ小舟は動力を上げて

進むといいそうなんです。

 

船が進むと

舳先に波が生まれますよね?

あの波を物理学では

エバネッセント波」と

呼ぶそうなのですが、

 

要はこのエバネッセント波は

バリアのようになって

くれるのだそうです。

 

ウイルスから身を守るのだ!

とこの時期を過ごすことよりも、

 

この状況でもできることを

個々に考えて

それぞれの小舟を進めること。

 

これはどうやら

シールドともなる。

 

エバネッセント波と愛についても

話は続いていましたが……。

出典YouTubeです)

 

 

落語だけじゃなく、

 

どんなお仕事でも

 

本氣の本氣の

本物の本物は

 

絶対になくならない

って思います。

 

エネルギーを受け取ったら

見合うものを交換するのは

あたりまえだから、

 

お金というかたちでも

別のかたちでも、

 

受け取った方が

お願いしてでも

投げ銭的な交換は

これからも

自然発生するのだと思う。

 

 

それにしても

困りましたのは……

 

後日くわしく

お伝えしますが、

 

急遽コスプレの準備を

する必要ができまして……

 

家にあるもので

どんなコスプレができるのか

これから頭をひねります。

 

 

 

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