Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

あなたの子どもは、あなたの子どもではない

今週も容量オーバーの日々!

 

探偵ナイトスクープ

小ネタ集的に日記を。

  

 

2月1日(水)

 

母が亡くなってから3年。

唯一残っていた

ある手続きのために

某窓口へ。

 

書類などを

取り出して

日頃は縁のない

説明を聞いたり

していると、

 

母が急に倒れて

亡くなった

ときのことが

やはり思い出される。

 

年末、

もう来週はお正月で

帰るよ、会えるよ

というタイミングで

 

母が急に倒れて、

 

頭が真っ白で

北海道まで

朝一番の飛行機で帰って

 

意識がないながら

それでも数日

病室でわたしと

過ごしてくれて、

 

年明けまで

がんばってくれてから、

 

母がからだから

出て行って。

 

そしたら当然

次から次へと

やらなければ

ならないことが

あって、

 

でも、不思議と

その場その場で

たすけてくれる人が

必ず現れて、

 

 

あまりのことに

翻弄されて、

 

突然、ドラム式の

洗濯機に放り込まれた

ようだったけど、

 

その洗濯機に

次から次へと

なにか美しいものが、

これでもかと

注がれて、注がれて、

 

止まらなかった

その日々のこと。

 

3年もたつのに

そこに繋がると

簡単に

ぼったぼたと

涙が落ちてくる。

 

そんなお客は

困るに違いないから、

 

担当の方に、

事情をお話しして、

 

気を使わせてしまって

本当に申し訳ないが、

反射みたいなもので

大丈夫だからと、

 

手続きを続けていただく。

 

若いご担当者、

とても親切。

 

母のことは

みんなそうだった。

 

びっくりするような

やさしい人たちが

その場その場に

現れて

わたしをサポート

してくれた。

 

もう母の采配と

しか思えなかった。

 

母は最後に

この世界への

肯定感と感謝を、

 

圧倒的な

体験で

わたしに

教えた。

 

父と母の娘で

あったことに

わたしは完全に

満足したし、

完全に受け取り

つくしたと思った。

 

セラピストの仕事を

はじめたのは、

その体験があったから。

 

今度はお返しする番と

思って。

 

 

2月2日(木)

 

中学校の役員の

お仕事で

地域の公民館へ。

 

3年間何らかの

役割で続いていた

 

学校のお仕事と

地域のお仕事が

 

この春で

一度終了。

 

まだしばらく、

仕事は続くけど

 

あと少しと思うと、

開放感がものすごい。

 

まじ、がんばった。

 

地区ごとの

集まりである

この日、

 

思いがけず

娘のものまねで

おなじみの

M田先生がご登場!

 

娘のものまね

そのままの

歩きかたに

吹き出して

しまわないように

 

唇をかみ切り

そうなほどに

噛んでしのぐ。

 

会合の内容

そっちのけで

娘にメール。

 

 

「M田先生来てる!」

 

「いいなあ!」

 

 

階下で行われて

いるらしい、

おじいちゃんたちの

カラオケ大会の影響で

2回ブレーカーが

落ちるも、

 

M田先生の素速い

対応で円滑に進む。

 

しかし、

いちいち

おもしろい。

 

最後にM田先生と

直接お話する

用件があったとき、

 

つい不必要なほど

はじける笑顔に。

 

昨日は窓口で泣いて

今日はM田先生で笑って、

忙しいですが、

 

それが誕生数3タイプ。

 

ボリューム過多に

あふれる

エモーション。

 

 

 

2月5日(日)

 

週末は至福の

テープ起こし作業。

 

美しいおふたりの

対談を文字に

起こしました。

 

女性には

あまりに

熱いテーマと

うなるような

展開に

 

このお話をフルで

聞ける機会を

いただけたことを

ほんとうに

ありがたく

思った。

 

 

2月7日(火)

 

 

サイドバーンへ。

 

ホームページの

制作を

お願いしている

遠藤さんに

 

IHを体験して

いただく。

 

遠藤さんは

Webデザイナーですが

 

脚本家を

目指していて

日々作品を

作られています。

 

セッションのテーマに

選んだことは

直接脚本のことでは

なかったのですが、

 

その後の目標設定で

やはり脚本のことに。

 

インナーチャイルド

クリエイティビティー

 

クライアントを

問わず

ご縁がある

テーマです。

 

遠藤さんが

いちばん書きたいと

思っているのは

シットコムで、

(シチュエーション

コメディーともいう。

フルハウス」とか

「フレンズ」とかが有名)

 

シットコムって、

気軽に笑って見られる

ものだけど

実は社会的な

テーマを

意識して

書かれている

ものらしく。

 

遠藤さんが書きたい

シットコム

やはり裏テーマ

のようなものが

あって、

 

そのなかには

 

固定観念からの解放、

 

多様性を受け入れる

大切さ、

 

があって、

 

これは先日の

テープ起こし作業で

聞いた対談の中でも

登場したテーマ

でもあった。

 

遠藤さんの

シットコム

わたしは

こころから

見たいと思う。

 

 

サイドバーンを後にして

 

引き続き遠藤さんと

ホームページの

打ち合わせ。

 

IHセッションを

基本としながらも

 

いろいろな

企画もしていきたい

気持ちが盛り上がって

いるので

 

ホームページは

そのお知らせの場所

として、

重要な働きを

してくれることに

なりそう。

 

遠藤さんに

お願いできて

ほんとうに

心強い。

  

 

2月9日(木)

 

職場で。

 

イレギュラーな

流れ作業を

寄り集まった

4人で行うことに。

 

わたしの職場は

ほとんどが主婦。

 

社員とパートの

違いはあれど

とにかく仕事を

素速く

確実に

済ませて

 

とにかく早く

帰れることが

共通の目的みたいな

ところがあって

(みんな帰ってからが

仕事の本番だから)

 

効率よく動く

ひとつの

有機体みたい

になる。

 

言葉を介さなくても

いろんなことが

通じるし、

 

みんなが前後の

行程の人が

やりやすいように

動くから、

 

仕事は大変だけど

自分は大切にされている

という確信の中で

仕事できる。

 

この日、

作業を4人で

はじめるときも、

 

いつもはやらない

作業だけど

 

最善の配置を

予想して、

整然と準備したり、

 

足りないものが

あっても、

その場にあるものを

工夫して対応したり、

 

相変わらず

みなさん

冴えまくっている。

 

流れ作業を

滞らずに

進めようと

 

独自のグルーヴ感が

生まれて、

今日も

ひとつの

有機体みたいになる。

 

 

「邪念があるとだめみたい」

 

「欲をなくして、無の境地になると

うまくいく」

 

「エゴは邪魔」

 

「心頭を滅却」

 

 

なんの修行ですか

という会話に

笑う。

 

 

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札幌では雪まつりが開催中ということで、デビルマンに首を飛ばされるわたし。これよりインパクトがある顔出し看板にお目にかかったことはありません。デビルマン、カメラ持ってますね。

 

この写真を探して、子どものときの写真をスケッチブックに自分でまとめたものを出してきたら、ある詩を貼り付けていて、これが今親となった自分に刺さりすぎる。この日のために自分でセットしておいたかのように。

日記のすべての日に通底していたテーマでもあるのでここに引用します。

 

━━━あなたの子どもはあなたの子どもではない、彼らは人生そのものの息子であり、娘である。彼らはあなたを通じてくるが、あなたからくるものではない、彼らはあなたとともにいるが、あなたに屈しない。あなたは彼らに愛情を与えてもいいが、あなたの考えを与えてはいけない。なんとなれば、彼らは彼ら自身の考えを持っているからだ。あなたは彼らのからだを家に入れてもいいが、彼らの心をあなたの家に入れてはいけない。なぜなら、彼らの心は、あなたが訪ねてみることもできないあしたの家にすんでいるからだ、あなたは彼らのようになろうとしてもいいが、彼らはあなたのようにしようとしてはいけない。

なぜなら、人生はあともどりもしなければ、昨日とともにためらいもしないからだ━━━━

 

ハリール・ジブラーン/子どもについて