Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

くだらないの中に神

 先日のこと

 

「学校で…」と

娘が神妙な表情で

話しはじめたので、

 

これといった

大きなトラブルもなく

育ってくれていた娘も

 

中2ともなると

いよいよお悩みを

相談されるのか!と

 

腰を据えて

聞く体制を

とりましたところ、

 

「給食がたくさん食べられない!」

「以前はあんなにおかわりできてたのに!」

 

と、ものすごい深刻な

様子で言ってきて、

 

先日高熱を出して

体育祭をお休みして

しまったのだけど、

(行事を休んだのは

生まれてはじめて、

「ムカデ競走出たかった…」

と泣いていました)

 

それ以来、

自分の食べられる量が

減ってしまっていて、

 

このままおかわりが

できない自分のまま

だったらどうしよう…って

悩んでいたらしい(笑)

 

世の女子たちは

中学生でも

体重を気にして

給食ですら

セーブしている

らしいので

親的には安心ですが、

 

そんな深刻か?

って内容で(笑)

 

ちなみに本日

うれしそうに

報告されましたのは

 

「給食のししゃもを6本食べられた!」

「ししゃもが嫌いな子ふたりからもらった!」

「ひかちゃんがいると、嫌いなものを

食べてもらえる、ってよろこばれる!」

 

という話でした。

 

よかったね…

 

繰り返しになりますが

娘は中2。

 

いまだにボールを持ってきて

「遊ぼう」って言われます。

 

 

まくらが長くなりました、

 

というか、

今日はひと頃の

小三治師匠のように

ほぼ全編まくらに

してみたい気も。

 

先日のどの調子が悪くて

ゲホゲホしておりました

ところ

 

「いがらっぽいですか」

と言われて、

 

なんかそのワードに

ハッとする感じがあって、

 

“っぽい”って言うけど、

 

“いがら”ってなんなの?

って思ったら、

 

なんか無性に

おかしくなってきて、

 

ジタバタするほど

笑ってしまったのですが、

 

気になるワードで

言いますと、

 

“マリネ液”も

見逃せません。

 

レシピとかで

 

「マリネ液を作ります」とか

書いてあるのを読むと

 

なんとも言えない

気持ちが広がります。

 

官能的なその響き。

神秘の液体感。

 

何のオイルで、

何のお酢で、

何の甘みで

作るのか…

 

「マリネします」

という動詞になった時も

 

なんとも言えない

気持ちが広がります。

 

「冷蔵庫で一晩マリネします」

とか(笑)

 

南蛮酢ではこうは

まいりません。

 

「南蛮酢を作ります」

って書いてあっても、

 

何も奥行きは

広がりませんし、

 

そもそも南蛮酢は

動詞になりません。

 

多分油分が入らないからかと。

 

マリネの官能性は

油分によるもの

なのだと思う。

 

アヒージョとかも

どうでしょう。

エロくないですか。

 

どうでしょうって

言われても

困ると思いますけど。

 

くだらない方面に

全力を出してみています。 

 

深刻な時ほど

くだらないことに

神は宿るって

思ってます。

 

先日、ある出来事で

そんなに泣くかというくらい

泣いてしまうことがありました。

 

亡くなった父のことを

思い出したり

いろんな感情が

ぐちゃぐちゃに

襲ってくるようなこと。

 

なんにもしたくも

なくなって、

床に倒れるように

過ごしておりましたところ、

 

そんなわたしを

察するかのように

 

集中して

うれしい人からの

うれしいメールが

3通連続して届いて

 

しかも

それぞれの内容が

すごい光で。

 

そのうちおふたりは

IHをうけていただだいた方からの

その後のご報告で、

 

のこりのおひとりは

日頃わたしと交換日記を

してくれている方で

(うふふ、秘密の交換日記です)

とある地方から夏休みに

IHを受けに来てくださることに。

 

なんというか

床に倒れてるわたしに

届けられた

光の集中砲火

みたいな感じで、

 

自分の襟首をつかんで立たせて

前後にブンブン振り回して

やりたくなりました。

 

おまえ甘やかされすぎ!

って。

 

倒れてる場合じゃないです。

 

倒れてる(死んでる)自分を

起こすと言えば

粗忽長屋です。

 

抱き起こされた自分が自分なら、

抱いてる自分はいったい誰だろう?

 

ってサゲが

シュールで、文学的な

古典落語

 

立川談志が「主観長屋」

とも呼んだ噺です。

 

人生がどう見えているのは

実は主観がすべてなのでしょう。

 

まくらではじまり

落語の話でおわるのが

美しいでしょうか。

 

みなさまもいつも心にマリネ液を。

 

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長瀞の阿佐美冷蔵で。天然氷のかき氷食べたときの。加齢と共に氷が好きになるというわたしの持論があるのですが、みなさまはいかがでしょうか。

若いとき全然かき氷とか好きじゃなかったのに、今「天然氷」とかもう文字だけでうっとり。

 

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うっとり。