Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

思想家としての服部みれい

服部みれいさんの

『うつくしい自分になる本』

読了。

 

『あたらしい自分になる本』

『自由な自分になる本』

に続く

 

シリーズ第三弾にして

完結編とのことですが、

 

前2作とは

別次元の一冊

と感じる。

 

みれいさんは

本来の自分として

クリアに生きていくための

セルフケアを

 

著書を通していつも

発信してくれてきて、

 

わたしもその多大な

恩恵を受け取ってきた

者のひとりですが、

 

今回の最新刊について、

 

読み進めるほどに

感じたのは、

 

これは思想書なのだ

ということ。

 

みれいさんは常に

自分の角度から

思想し続けることを

やめなかったし、

(たぶん少女のころから)

 

常にその行為と

一致させてきた。

(「行為がすべて」と書かれているように)

 

自然療法

 

インナーチャイルドケア

 

目に見えない世界のこと

 

そして、震災後に訪れた

戻りようのない心境の変化と

 

美濃への移住、

畑や田んぼの体験が

想像を超えるもので

あったこと、

 

みれいさんの思索は

よりいのちの本質に

深まっているから、

 

その領域は多岐で

 

それぞれに濃密。

 

過去2作より、

時間をかけて

染みこむ本

なのだと思う。

 

 

たとえば

 

食のこと、

 

目に見えない世界のこと、

 

メディアが取り上げ

づらい領域について

 

これまでもみれいさんは

その存在による洗練で

カラッと気持ちよく

伝えてきてくれましたが、

 

田舎への移住 

 

土に触れる暮らし、

 

都市というシステムの

向かう先。

 

この時代に

このことをうまく伝えることが

実はいちばん難しい気がしていて、

 

ともすると

 

「すてきなナチュラルライフ」

または

「優等生的啓蒙」

 

みたいに

受け取られてしまいそうだし、

 

ちょっと

 

「耳が痛い」

というか、

 

もっと言ったら

 

「鼻につく」

みたいな、

 

印象になりかねない

って思うから。

(そうじゃない人がたくさんいることも知っていますが)

 

でも、みれいさんがいつものように

カラリと伝えてくれているのは、

 

今まで発信してきて

くれたことと少しも

変わらない

 

こちらの方がとにかく自由で心地よかった!

ということで、

 

「こんなにおもしろいことを都市生活ではスポイルされてしまっているんだ!」

と本文にもあるように、

 

これは

退行ではなく

最先端だと思うし、

 

アバンギャルドとか

もし口にするなら、

 

田んぼやってからじゃないと

言えないんじゃないかって

思うほど、

 

消費ではなく

行為あってこその

未来なんだろうし、

 

思想と行為の一致こそ

「うつくしい」と感じます。

 

(わたしもせめて小さな庭の畑からって思っています)

 

6月に穂高養生園で行われる

服部みれいさんの

「うつくしい自分になるワークショップ」に

インナーチャイルドケアの講師として

お手伝いをさせていただくことになりました。

(受付は終了とのこと)

 

光栄なのはもちろん、

 

穂高養生園に行けること、

 

このワークショップに

参加できることが

 

今から楽しみで

なりません!

 

 

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装丁も過去最高にうつくしい。

 

昨日のみれいさんと大野百合子さんのトークショーでは

 

わたしたちの存在は

魂(こん)と魄(はく)という

ふたつのエネルギーでできていること、

 

魂(こん)は文字通りたましいで、

魄(はく)は肉体意識、

 

という百合子さんのお話があって、

 

心身一如で

それを合一させて

生きる事の大切さを、

 

とてもわかりやすく

教えていただけました。

 

スピリチュアルな力って

グラウンディングすることで

本当のポテンシャルが

発揮されることも

理解できたし、

 

グラウンディングって

言ったって

何か特別なことでもなく、

 

土にさわったり

よく歩いたり

ぞうきんがけしたり

することが、

 

実は自分を調整してくれるの

だとも思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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