Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

美しさ

IHセッションを

受けてくれた方から

届いたメールが

あまりにも美しくて

 

朝っぱらから泣く。

 

 

地上にはこうして

信じられないような

美しい領域があるということ、

 

知らないだけで

それはきっと

無数にあるということで

 

わたしは支えられてきた

って思うし、

 

あと何年かたったら

もう半世紀生きたことに

なるから、

 

もう認めていいかな

って思うのは、

 

その美しさは

わたしの中にある美しさを

ただ外側に見ているだけ

なのだとも思う。

 

 

年間を通しても

そうそうないと思える

完璧に気持ちがいい

お天気に窓を開けて、

犬が日向で寝ています。

 

今そこに何を見るか

いつも選んでいるのは

自分なのだと思う。

 

どんな場所でも

どんな状況でも

そこに美しさを見ることは

可能だと思うし、

 

自分はずっと

そうしてきたのだと思う。

 

 

 

毎月定例で行ってきました

月末のイベント

アンダーグラウンドな宇宙船について

 

今月は都合により

開催を見送らせていただきます。

 

もしもお待ちいただいていた方が

おひとりでもいらっしゃったら

本当にごめんなさい。

 

 

うそみたいに美しい

新しい風に乗るように

 

わたしの活動についても、

新しい展開となって

いきそうです。

 

 

 

http://healingroom3.com

 

 

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OSHIDAAYAさんとPRINCE GRAVESのセッション。

ノイズの中の美しい結晶みたいな。

行けてよかった!!!

 

 

 

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先日映画の話になった時、自分が好きな映画として口をついて出てきたものの、今見ても好きなのかな?と思って、見直してみた。

『ワイルドマンブルース』

ウディ・アレンがライフワークとして続けている、ニューオリンズジャズのバンドでのクラリネットの演奏。この映画はそのバンドのヨーロッパツアーを追ったドキュメンタリー。

 

イメージそのままの、スノッブで神経質なウディ・アレンの素顔と、

大きなスキャンダルを経て、パートナーとなった、スン・イ=プレヴィンとの関係が垣間見られる面からも貴重だと思うのだけど、

アスピリンを飲まなきゃ!、抗生物質も!、目薬を!、とかいろんな場面で言ってるウディがなかなかの長生きをされていることとからいろいろ感じたりもしたり(少しだけ登場するご両親もこの映画の時点では90何歳とかで両方ともご健在)、

昔とまた違う目線でおもしろく観ることに。

 

一番興味深いのは、

スノッブで神経質で、お薬がぶ飲みな感じのウディ・アレン

10代の頃からずっと夢中なのがニューオリンズジャズだということ。

 

映画監督として成功してからも、

毎週のようにパブでクラリネットを演奏してきたとのこと。

 

ニューオリンズジャズって、決して洗練されているとは言えません。

ジャズ黎明期の音楽なので、むしろ土くさい温もりがある。

 

ザ・マンハッタン!みたいな、バンドのメンバーともたったひとりとしか話さない!みたいな、ウディ・アレンなのに、この野暮ったいとも言える音楽を愛してやまないところにすごく注目してしまう。

 

そして、スン・イとの関係。

 

スン・イはウディの元パートナーのミア・ファローと彼女の前夫の養女で、貧しい境遇から迎えられた経緯があります。

 

その養女との関係が明らかになって、ミアと別れて、ふたりは結婚するということで、

 

ウディにもスン・イにもそれはそれはいろいろな醜聞があったかと思いますが、

 

ふたりのパートナーシップは

年の差も、境遇の差も、人種の差も

全く感じさせないものに見られます。

 

スン・イは時に、辛辣にウディに指摘したり、

母親のようでもありますし、

 

ウディはヨーロッパを巡るツアーの中で

プールもついた豪華なアパートを丸ごと

貸し切るような場面で

「韓国でゴミ箱を漁っていたような子が!」と

スンの境遇をいじってみたりもします。

 

なんでこのことを熱く

語っているのかというと、

 

今日の記事の冒頭に書いた

いただいたメールの内容にも

重なるからです。

 

全く違う状況ではありますが、

 

実はそのストーリーも、

ただ条件的なことをだけを

並べると批判的に受け取られて

しまいそうな面がある。

 

でも、人と人の関係というのは

表面上の条件や情報などでは

本当のことなんてなにも

わからないって思います。

 

表面化すると

たちまちくしゃっと

つぶされてしまうから、

 

それぞれの胸の中に

守られている

美しいものが

実はたくさんある気が

するのですが、

 

わたしはその

美しさがなにより大切で、

 

地上でなにより価値のあるものだ

って思っています。

 

 

にゃっ!

 

(なんか切実感が妙に高まったので猫で終了)