Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

オタクって「正しい」よりも「楽しい」を選んで生きられる人たちのこと



絶対作ろうと思いました!

「カキとグレープフルーツの春巻き」

 

何の話かって、

タモリ倶楽部です。

 

(ときどき唐突に

タモリ倶楽部のブログになったり

落語のブログになったりします)

 


かつての人気はどこへやら、

売上げが低迷しているという

グレープフルーツの特集

だったのですが

タモリ倶楽部の企画の幅!)

 

わたしは

「鉄道オタクのオタク」

ということで、

 

タモリ倶楽部

楽しみに観るのは

主に「タモリ電車クラブ」です。

 

すっかり油断して観ていた

このグレープフルーツ企画でしたが、

思いがけず爆笑しながら観ることに。

 

ゲストは

壇蜜さんと

ハライチの岩井氏。

(『僕の人生には事件が起きない』読みたいです)

 

3人ともお料理好き

とのことで、

各自グレープフルーツを使った

料理を作るという場面で、
 

全員が自分の料理に

集中したくなって

三人三様で勝手に

進むのだけど、

 

同時にとても調和的で、

なんとなくうまく

進行してもいて、

 

全員、素の状態の中、

 

料理番組としても

大変に秀逸で、

 

同時にコントとしても

おみごとで、

 
何かバランスが

最高だった。

 

ハライチ岩井氏がつくっていたのは

「グレープフルーツとニンジンの白和え」

 

壇蜜さんは

「豆苗と豚肉のグレープフルーツソース」

 

タモリさんは

「春菊とグレープルーツの牛肉まき(おでん味)」

「かきとグレープフルーツの春巻き」

タモリさんが

おでんの下準備が完成した途端、



もう一品ひらめいて

春巻きを作りはじめる

ライブ感とかも

たまりませんでした。

今更何をというお話ですが、

タモリさんは天才ですね……。

 

 

それが「何の役に立つ」

ということから

まったく自由に、

 

「楽しい」だけで

動いている人を

見ているのが

本当に好きです。

 

わたしが

「オタクのオタク」

である理由

なのだと

思います。

 

鉄道オタクの人たちの

あの目の輝き!

撮り鉄の人がいるかもしれない

駅のホームの端っこにはいつも

注目してしまいます)

 

寄席にいる

お目当ての落語家の演目を

熱心にメモする落研風の人。

 

自分の中から

満足がわき出る水脈が

どこにあるのか、

 

それは本人にしか

わからないとも思うので、

 

「オタク」であることは、

ちゃんとその水脈を掘り当てて

自前で満足を供給できる

頼もしさがあることと、 

 

「モテる」とか

「社会的に有利」とか

外向きの要素が

皆無でもあるので、

 

わたしにとって

理屈抜きに

信頼の対象に

なるのだと思う。

 

  

わたしがオタク趣味なだけで

マニアックである必要は

まったくないと思いますが、

 

本当に好きで好きで

ならないものが

あることは、

 

とてもしあわせなこと

なのだと思います。

 

 

喬太郎師匠のお話だったか、

 

落語の仲間と

なにかサークルでも

つくろうとなって、

(既に真打ちであるような方たちの中で)

 

いろいろ相談していく中で

結局「落研」にしようかと

なってしまったという話や、

  

将棋の羽生善治さんの

同年代で、

長年のライバルである

佐藤康光さんが、

 

お互いの引退後について

聞かれるような場面で、

少し考えてから、

「将棋でも指しますか?」

って羽生さんに

言っていたところが、

 

ものすごく

好きだったのですが、



単に「オタク」に該当するような

自分の「好き」や「楽しい」に

忠実であるというだけでなく、

 

それに自分の人生の

すべてをかけて

生きている人たちの姿には

 

本当に感動します。



(わたしは将棋のルールがまったくわからないのに、

将棋の解説を見るのも大好きです。

なんらかの変態ではあると思います。

羽生さんはもちろん大好きなのですが、

谷川浩司さんの品格がとても好きです )

 

 

最近は

報道などを通して

不安や疑心暗鬼を

あおるような流れや、

 

「正しさ」をさらに

強要するような流れが

強まっているように

感じてしまいますが、

 

大切なのは

自分が何が好きで

何が楽しいのか

ということから

決して離れないことだと

思っています。

 

それぞれが

自分の内側の水脈を

枯渇させずに、

自分で自分をしっかりと

満たせていれば、

 

外側に不満は感じない

と思いますし、

 

誰が何をしても

氣にならないと思うからです。

 

 

「楽しい」はエゴで

「正しい」が他者のためになる

と思うならそれはトラップで、

 

本当の「楽しい!」こそが

他者のためにもなるのだと思う。

(自分の水脈にザザーッと

満足の水が流れるような

本物の「楽しい!」です)

 

 

車で

iPhoneに入っている曲を

無作為に流していたら、

 

フィッシュマンズの曲が流れて、

 

みんなが夢中になって

暮らしていれば

 

みんなが夢中になって

暮らしていれば

 

別になんでもいいのさ〜

 

 

 

という歌詞に

なんか

泣けてきました。

 

本当に

ただただ

それだけで、

 

あとは別に

なんでもいいって

思っています。

 

 

 http://healingroom3.com 

 

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お慕いしてならないオタクの最高峰といえば

ケルマデックさん。

 

服部みれいさんの声のメルマガでも

安曇野でのワークショップでも

鬼滅の刃』のことをお話されていました。

 

先日誕生日だったので大人買いしてみましたよ。

(18巻と19巻はまだ手に入らず)

 

物語による浄化。

ナウシカの漫画の方を

読んでるときと似てる感覚。

(内容ってことではなく)

 

 

ちなみにわたしは幾何学図形オタで

上の写真で飾ってある絵は正二十面体。

女性性のエレメントです。

 

友だちですか?

はい、少ないです(笑)

 

 


本文で引用したフィッシュマンズの曲

https://www.youtube.com/watch?v=gxY2JYV91sk

 

フィッシュマンズの映画って今年公開なのでしょうか?

絶対観ます。





ドラムを叩く折坂悠太くん。

https://www.youtube.com/watch?v=3bx3cK3-xdM

 

楽しそうすぎる。