多次元縦走達成記念! ほぼ落語ネタです……
「ハワイの雪」
でした……。
日曜日の
喬太郎師匠の演目です。
久々の更新で
書きたいことは
山のようにありますが、
そして、
2020年の夏至という
大きな節目を越えて、
もうすぐ7月、
激動の年も後半に入るじゃないですか!
というこのときに、
ここに書いて
誰にお読みいただけるのか
わかりませんが、
まずはどうしても
喬太郎師匠のことです。
(ときどき落語のブログになります)
2週間のメールセッション。
それぞれのコースをたどって
感動のゴールテープを
続々と切っている時期
ということもあって
今日は一度
脱力しきった内容と
なってしまいそうです。
メールセッションは
登山でいうところの
「縦走」のような感じで、
おひとりおひとりの
尾根を集中して
歩くようなイメージがあります。
それぞれのルート、
それぞれの景色が現れることに
感動があって、
同時に複数名の
メールセッションを
平行することは、
多次元縦走みたいな
ものすごく集中する
貴重な体験ともなってます。
後日、ご感想など、
シェアさせていただけましたら!
*メールセッション次期の募集につきまして、
少し間を置いてからのお知らせとなりそうです。
と、いうわけで
喬太郎師匠!
先日のライブ配信は
喬太郎師匠が主任の予定だった
鈴本演芸場 五月下席
昼の部の再現だったようです。
喬太郎師匠の出囃子
「まかしょ」が
生演奏で流れるときの
あの胸の高鳴り……。
ロケット団までは
キッチンでポテトサラダ
作ってましたが、
(ロケット団はネタというよりも
時間ピッタリでキョン師に送るという
トリ前の仕事がおみごとでした……)
まかしょが流れるや、
からだが勝手に
パソコンまで
走っていきましたよ。
16歳みたいな衝動で
走りました。
こんなに喬太郎師匠が
好きだったことに
あらためて氣付いている人は
多数と思われます。
キョン師ご登場のときの
チャットの盛りあがりがすごかったです。
(こころの叫び的「まってました!」)
チャットに
ヘビメタ雑誌『BURRN!』編集長の
広瀬和生さんをちょいちょい発見。
広瀬さんはほぼ毎日のように
落語会に通われてきた方で、
(仕事ではなくあくまで個人的に)
広瀬さんの著書は
落語会に足を運ぶときの
すばらしいガイドブックに
なってくれました。
過去の名人もすばらしいけれど
現代にどれほどすばらしい
落語家がいるのかということを
伝えるものがたくさんありますし、
的確かつニュートラルなところが
「ほめ」の目線からもすばらしいんです。
(ヘビメタ風の長髪が目を引くので
落語会でご本人を何度もお見かけした)
この日の
鈴本ライブ配信で
はじめて見た
二つ目の落語家さんも
元バンドマンだったそうですが、
音楽と落語の親和性というのは
もはや疑いようのないほど
強いものがありそうですね。
「ハワイの雪」は
喬太郎師匠が創った
新作落語です。
「やっぱり古典にしておけばよかった」
というお約束のくすぐりも
喬太郎ファンにはうれしかったはず。
配信だったため
はばからないといけない
ひと目もなかったからか
なんだか大泣きしました。
最後の喬太郎師匠の挨拶と
追い出し太鼓もよかったです。
アーカイブ見られるようです。
市馬師匠のすらりとしたお姿と美声が見られたのもよかったです。
二楽師匠の紙切りも感動しますよ。
わたしなんの人なんでしょうか?(笑)
『柳家喬太郎バラエティブック』
喬太郎師匠インタビューより
こんなに噺家が増えたことって問題な気もするけど、
よい部分もあって、選べるじゃないですか。
こういうタイプが好きって。
これはもう娯楽だからね。
お好きなものを聴けばいい。
通になる必要なんかひとつもないじゃない?
通になるために聴いてるんじゃねえよ。
みんな自分の人生がいちばん大事なわけじゃないですか、
その人生の中でたまたま好きになったものが落語になっただけで、
ほかのことはどうでもいいよねと思う。
いのちをかけるほど本氣だけど、
何にもしばられていないということ、
「通」といったような外向きの姿勢は無用で
自分の「すき!」「たのしい!」を大切にすること。
いつもここに書いているようなことと
同じことにたどり着けるからこそ、
落語、そして喬太郎師匠が
すきなのだと思います。
鈴本演芸場の入り口にある提灯。
ここの横のチケットを買うコーナーの上には太鼓があって、
帰るときに前座さんが
追い出し太鼓を叩いてるのを見るのが大好き。
一之輔チャンネルの
鈴本演芸場探訪がお宝動画すぎました。
https://www.youtube.com/watch?v=eR3FuKKbdv4&t=8s