Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

自分だからこその「芸」を極めて生きる

 

スライドギターの「まかしょ」で

登場する喬太郎師匠を

観る日がくるとは……。

*「まかしょ」は喬太郎師匠の出囃子(登場曲)です

 

演奏していたのは

田島貴男さん。

 

この異色のおふたりが

共演するライブが

あったのです。

 

(本日は完全に個人的な趣味の話のみになりそうです。

3人くらいの方しかご興味ないかもですが

3人の方に向け、アツくお届けしたいです!)

 

田島さんは10年以上前に

寄席ではじめて喬太郎師匠をみて

衝撃を受け、

 

それ以来の大ファンだということで

春風亭昇太さんたちとの新作落語ユニット

SWAも観に行っているようですので、

ガチの喬太郎ファン!)


「ひとり芸の極み」


「弾き語りライブをはじめるにあたって、

めちゃめちゃ影響を受けた」

とお話されていました。

 

 

このライブの何がすばらしかったって、

 

どうやって絡むの?

という存在のおふたりが、

 

相手の領域でも

おもねることなく、

自分のいつものクオリティで

それぞれがのびのびと表現をして、

 

誰にもマネできない

エンターテインメントを

実現していたこと。

 

田島さんのインスタに

この日の舞台の写真がアップされています。

 

お囃子さんの演奏による

田島さんの代表曲「接吻」で

ライブは始まりました。

(もちろん「めくり」もあり!)

 

ライブは田島さんの演奏から

スタートしたのですが、

写真にもあったとおり、

途中で喬太郎師匠登場!

喬太郎登場までの、

田島さんのちょっとした

小芝居もすばらしかったです)

 

 

ミュージシャンって

自分の同じ曲を何度も何度も

演奏しますよね。

でもそれは、

同じ曲ではあるけれど、

毎回があたらしい演奏だったりもする。

 

それって落語家が同じ噺を何度もやりつつも、

毎回その日バージョンのあたらしいかたちで

演じるのと同じなんだなということ、

この日はすごく思いました。

 

田島さんのライブ、

本当に本当にすばらしかったです。

 

(念願だった喬太郎師匠との共演が

とってもうれしそうでした!)

 

もしかして……

とは期待していましたが、

 

田島貴男さんのギターで

登場する喬太郎師匠。

 

田島さんが起こした「まかしょ」の楽譜

 

この日の演目は

「ハワイの雪」

喬太郎新作落語です。

 

寄席もホール落語も

客席の照明は落とさないのが一般的ですが、

この日は客席の照明は落とされたままで

舞台上の照明演出もあり。

 

「落語」としては邪道なのかもですが、

喬太郎師匠は演劇的な表現者だと思うため、

照明ありならありで、

華麗に演じられていました。

 

寄席やホール落語の場合、

「さげ」と呼ばれる

オチとなるひとことのあと

すぐに幕が下りて

終了となるのですが、

 

この日は「ハワイの雪」のラストシーンあたりで

田島さんがこっそり登場して、

「プライマル」という曲がはじまります。

(冒頭の歌詞の「2月の雪」を「ハワイの雪」と変えて!)

 

わたしが落語が好きな理由は

物語があるようでないところや、

教訓的ではないところ、

意味よりも「ただある」ことをたのしむ芸である、

というところだったりするため、

 

泣ける噺は実はそれほど

好きではないのですが、

 

(「芝浜」とかは人気だけど

教訓的な感じがしてあまり好みではない)

 

この日の「ハワイの雪」は泣きました。

客席の照明が落ちていて

本当によかったと思うほど

滝のように泣きました。

 

田島さんが喬太郎師匠をはじめて観たのは

上野の鈴本演芸場だったそうなのですが、

 

寄席はその期間のトリの演者を中心に、

トリに向けて打順をつないでいくような

チームプレーがたのしい場所なのですが、

 

喬太郎師匠はその日の予定の演者の

代演で登場したそうで、

 

(代演があらかじめ告知されていることもありますが

たぶんこのときは急遽の代演だった感じです)

 

客席からしたら、お目当てと違う人が

登場するわけなので、

 

ちょっと空気がざわつくような

感じがある中、

 

喬太郎師匠が見事に

その空気をまとめ、

自分に惹きつけ、

客席を満足させていくようすに

田島さんは感銘をうけたようです。

 

ミュージシャンに落語好きが多いのは

ものすごく納得します。

 

一之輔さんも「要するに音楽なんだ」

といったことをお話されていたと思いますが、

 

意味を超えた耳心地や

バイブレーションを

たのしむ芸だなあと。

 

「音楽」と「笑い」

そしてなによりも

その人だからこその「芸」

というものは、

 

わたしにとって

いつまでもいつまでも

大切なものだなあと、

あらためて確信できたような

ひとときでした。

 

それはいつまでも

終わることのない

たのしい探求だなあと!



 

http://healingroom3.com

 

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こちらは別の日!

 

このブラウスはスタイリストの鍵山奈美さんの

アーミッシュ」をテーマとした展示を観に行ったときに

鍵山さんご本人が着ていて、

あまりのかわいさに購入したものなのですが、

 

(鍵山さんのベリーショートの髪にサロペット、

そしてこのフリフリの襟という

コーディネートがめちゃめちゃかわいかったです!)

 

わたしは華やかなものへのコンプレックスが強く、

この首元のひらひらが大好きな一方で、

勇気を出さないと着られないため、

 

(素材は麻だし、ふつうならそんな気合いは無用の

ブラウスだと思うのですが!)

 

「いつか特別な日に」と思ったまま、

気がつけば2年……。

 

このままでは「いつか」なんてこない!と

鍵山さんとご一緒することになっていたこの日、

勇気を出して着ていくことに。

 

(「勇気」「勇気」言ってて大げさなようですが、

自分の封印ってあるのですよね……)

 

ひとつの「時空越え」として

この日着てみることに意味がありそうだなと。

 


この日のお目当ては

香りのカウンセリング!

自分のスキンタイプを診断してもらったり、

今の興味の対象から、

パーソナルな香りを選ぶことができます。

 

「香り」というのは

パワフルな時空越えアイテムだなあと

あらためて感じていたり。

 

 

 

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この日はnidy galleryの展示にも足を運びました。

鍵山さんもピンクの服でしたが、この日訪れた場所では

パンツだったり、ワンピースだったり、

ピンクの服をきた方がたくさん登場した1日。

 

裏テーマを感じるようです。

 

 

鍵山さんはスタイリストさんなので

もちろん華やかな方ですが、

 

わたしは「おしゃべりドスピ人間」なので

鍵山さんを相手に、

気がつけばおしゃべりドスピ滝を

流し続けてしまいます。

 

思えば、これもまた

それぞれの「芸」のコラボだったのかもしれない。

 

 

ちなみに鍵山さんとわたしは

太陽星座と月星座が同じ。

 

月反転ファッションでいうと、

双子座ファッションになるわけですが、

 

この日はふたりとも太陽星座である

魚座ファッションでした。

(鍵山さんのキャップは双子座っぽいかもだけど)

 

欠損を補い、

太陽を輝かせてまいりたいものです!