Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

奉仕と報酬は同時だよ

からりと晴れた秋の日に、

開け放った窓の前で

犬がひなたぼっこしています。

 

あまりの平和さに、この怒濤の一週間がうそのようですが、

キーボードを打つこの腕には、

なぜか先週はなかったはずの力こぶが…

なぜ、わたしの腕にこんなにも力こぶが発達したのか。

 

そもそも予定がつまっていたこの時期に、

さらに仕事を引き受けたあたりがはじまりです。

とあるインタビューのテープ起こしの仕事。

どうしてもやりたい内容だったのです。

 

平日は全部パートのお仕事がある週で、

さらに学校の役員のお仕事もいっぱいあって、

娘は部活の大会などで、お弁当の日が何日かあるし、

中間テストの勉強も教えてほしいと言う。

さらに、ありがたいことにIHセッションのご予約が2名。

そのすべての隙間でテープ起こし。

 

忙しい自慢がかっこわるいのは重々承知ですが、

わたしの処理能力が低い上に、

いろんなモードを渡り歩かないといけないところで

めちゃめちゃ混乱しました。

 

 

職場でいつものように働き、

 

娘に墾田永年私財法を教え、

(憶えてるわけないので、社会の教科書めちゃ読んだ)

 

夜中にテープ起こしをし、

 

PTAのスポーツ大会の参加者を募るメールをこつこつ送り、

(誰もよろこんでは参加したくはないので)

 

「明日弁当」と言われて、慌てて材料を買いに行き、

 

娘にレキシの墾田永年私財法を聞かせ、

(爆笑してました)

 

いつものように仕事に行き、

 

早朝にテープ起こしをし、

 

学校の資源回収で、中学生たちと地域の古新聞を集め、空き缶ををつぶし、

(※力こぶポイントその1/重い古新聞をひたすら高いところに積み込んだ)

 

PTAのスポーツ大会に出られなくなりました、とか

この人はやっぱり出られます、とか

連日メールがいっぱい来て混乱しまくり、

 

娘に理科を教えようと試みるも、

(勉強はできてもできなくてもどっちでもいいけど、

娘と一緒になにかすることが減ってきたので、

見てほしいというなら、そういう機会としてやろうかなと)

理科がわからないわたしのストレスがすごすぎて、

みにくい罵り合いが繰り広げられて

本末転倒だったり、

 

娘のピアノの待ち時間に車の中でテープ起こししたり、

(車めちゃ集中できてよい)

 

PTA会長が名簿を送ってくれと言ってますとか

人数が足りませんとか…

もう奉仕の気持ちでただただ働き、

 

 

こんな生活では、家も荒れてくるので

ものすごい勢いで掃除をし、

 

いつものように仕事に行き、

(※力こぶポイントその2/なぜかこの週は商品の梱包とか発送とか重いものいっぱい持つ役割が集中)

 

娘は社会のテストで墾田永年私財法の問題を無事答えられた模様で、

 

折りたたみベッド(約10㎏)を持ってIHセッションに行ったら、

ケースのキャスターが半分壊れて、

帰りはほぼ腕力で引きずって帰ることになったり…

(※力こぶポイントその3/自宅の駅に着いた時には腕の筋肉が笑っていて、精算機のお金を入れるところに狙いを定めて入れることができなかった!)

 

 

 

 

 

今も負傷レベルの痛みが腕にありますが、

それよりも見た目にもはっきりとわかるこの力こぶ。

ぜんぜんいらないんですけど…

 

 

雑多なお仕事の中でいちばん負担が大きいのが

学校の役員のお仕事です。

去年はもっと大変な役割をやっていて、

ものすごくエネルギーも時間も捧げていたのですが、

いろんな人がいるものですから(当然です)、

予想外のこともたくさんあって、

途中、「まじ、知らねーし…」と気持ちも

荒もうものだったのですが、

 

 

そのとき、頭の中でこう聞こえました。

 

 

「奉仕と報酬は同時だよ」

 

 

見返りがあるように思えないことでも、

その行為と同時に報酬ははじまっていて

よろこんで行うほど、それを受けとるまでの時間は短い、

みたいなメッセージでした。

 

「まじ、知らねーし」と思うことであっても、

自分に起こることは

自分が引いたくじです。

ホ・オポノポノの、すべては自分の記憶である

という考えかたがわたしはシンプルで好きなのですが、

 

誰かの行為によって起こったことであっても

全部わたしの記憶で、

わたしの担当です。

(そう感じているのは自分だから)

 

そして、「まじ、知らねーし」と思うことこそ、

丁寧に、真摯に対応すると、

本当に本当に、ギフトがあります。

 

去年わたしはそれを何度も体験しました。

 

同じ奉仕をするにしても、嫌々やる場合は

ギフトを受け取るまでの時間が遅くなるし、

受け取れるものも、波動の低いものになってしまうけど、

 

よろこんでやる場合は、報酬も素速く

波動が高いことにも気がつきます。

 

「奉仕と報酬は同時だよ」って言われた気がしたとき

同時に写真の図も頭に浮かんだので

メモしてみました。

 

シンプルです。

 

究極にエゴイストになると、愛の存在になるしかないということ。

 

誰かにすることは、自分にすることだから。

 

 

それにしても

力こぶ、どうしたらとれますか?

 

 

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奥さん、料理は瞑想だそうですよ

私の職場は少し変わっていて、

スタッフのほぼ全員が主婦です。

地域の主婦とその子どもたちを支援したいという

社長の意図もあるのですが、

(帰りが早い、急な休みがとりやすいなど)

はっきり言って、こんなに安くて

有能な人材はいないからでもあると思います。

 

いろんな職場を見てきて、

優秀とされている学歴の方がたくさんいるような

場所もありましたが、

こんなに調和的で、機転がきいて、

よく働く人の集まりを

他では見たことがありません。

 

人によっては、お子さんが3人もいて、

おじいちゃんやおばあちゃんのお手伝いもあったりして、

出勤前に掃除機をかけて、洗濯機を3回くらい回して、

お弁当を作って、夕飯の準備を済ませてから

来てたりするのに。

 

娘ひとりでふうふう言ってる自分がどんなに

生ぬるかったか、思い知りました。

 

そして、もうひとつの社長のこだわりは、

お昼ご飯を交代で作って食べること。

料理当番があるのです。

 

私はここの商品が好きで、求人がないか電話して、

奇遇にもその時ちょうどひとりやめる方がいて

入ることができたものの、

食事当番には震え上がりました。

 

料理はぜんぜん苦手と思ってたから。

 

それでも当番は回ってきます。

ご飯を炊いて、汁物とおかずを2品くらい

作ることになってたかな。

その当時は15人程度でしたが、

材料になにがあるのか直前までわからない恐怖…

必然的に家では作ったこともない

メニューをひねりだすことに。

 

人数分の分量もぜんぜんわからないし、

味見すればするほど迷子になっていくし、

時間はどんどん迫ってくるし、

わけのわからない汗が流れます。

 

それでもなんとか配膳して、

(配膳を終えたら放心状態で、食欲皆無です)

みなさんに初めて食べていただいた日、

長年おつとめされている年配の方が

(ものすごく料理が上手な方です)、

「おいしかったです。ごちそうさま」と

とても丁寧に声をかけてくれて、

どんなにうれしかったことか。

 

みんな食事当番がどんなに大変が

よーーーーーくわかっているので、

その日のお当番にとっても感謝してくれるのです。

 

アーユルヴェーダでは

作ってくれた人の顔がわかってるものを

食べるのがいいとされているそうですが、

いろんなお母さんの作ったものを

食べられる機会というのも、

実はものすごく貴重な体験で、

入った当時は、食事当番用のエプロンをしてる方を

今日はこの人がお母さん♡、と思って

眺めながら食事をしてたものです。

 

もうひとつアーユルヴェーダでいうと、

料理人は瞑想する必要がないと

いわれているそうです。

 

料理それ自体が瞑想になるのか、

瞑想が必要ないほど尊い行為なのか。

 

とにかく初めて食事当番をした日、

みなさんにぴかぴかに食べてもらった

お皿が並んだテーブルの光景は

ずっと忘れられません。

 

今日はまたその食事当番の日でした。

今や30人前後と人数が増え、

お皿の数も倍に。

あいかわらず、わけのわからない汗を流しながら、

あいかわらず、終わると放心状態になりながら、

でも、私にとって確実になにかのレッスンに

なっているのだと思って、

作っています。

 

 

写真は、、東横線の学芸大学の

タイ料理屋さんのココナッツアイス(めっちゃ食べかけだけど)。

なんと、ホームメイド!

コーンとピーナッツのトッピングがめっちゃ合う!

このお店には、ガパオライスとか、パッタイとか、

グリーンカレーとか、タイ料理屋さんには絶対ある

メニューはなくて、タイ人の女性が作る

家庭料理のようなメニューが数種類あるのみ。

もう一皿、一皿のとにかく波動が高い!

おいしいというだけではないなにかで

体が満たされます。

テキパキと調理をこなすタイ人の女性の姿を眺めながら、

ありがたく、ありがたくいただきました。

(ネットに店名をあげるのはNGなので、内緒です、ふふふ)

 

料理は瞑想!

 

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