Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

ほんとうのさいわい

このブログは本当に

わたしにとって欠かせない

バランス調整なのだなと

実感していますのが、

 

今、頭がパンッパンで、

なんか大変!!!

 

今日は書きながら

整理できたらって

思っています。

 

またしても

大変な長さと

なるかもしれませんが、

 

インナーチャイルド

に限らず、

 

本当に自分が満足して生きることに

 

本気でとり組もうと思う方に

(それはわたしでもあります)

 

きっとお役に立てていただける

内容になると信じて。

 

 

先日のアマミヤさんの

呼吸レッスンとの

コラボイベントの

ご感想を読ませて

いただきました。

 

(ありがとうございます!)

 

インナーチャイルドのケアは

つらいもの、暗いもの、

というイメージが払拭された、

 

というご感想がいくつもあって

とてもうれしかったです。

 

(IHセッションでも、ブログでも

笑っていただけてなんぼみたいに

どうしてもなってしまう…)

 

親子関係の問題や

大きなトラウマがなくても

インナーチャイルドのケアが

必要なことがわかった、

 

というご感想もうれしかった。

 

インナーチャイルドのケアというのは

 

自分の潜在意識に

今も生々しくある

傷の手当てかと

思いますが、

(つらいほど、傷は「ない」って思ってる場合も多いです)

 

程度の差はあれど

様々な傷が無数にあって、

 

どんどん芋づる式に

出てきたりしますから、

 

まずここで

憂鬱になっちゃったり

するのですが、

 

傷の手当はひとえに

その先に本来の自分を

発揮してのびのびと

生きるためで、

 

フォーカスは

手当そのものにではなく、

 

その先に待つ

よろこびの方にある。

 

 

現在あるインチャのセラピーの

構造をわたしの理解で

説明させていただくと、

 

◎なにか問題となっているネガティブな感情をテーマとして

 

◎その感情を掘ってトラウマとなった体験と繋がって

 

◎その部分を癒やし、解放することで、自分への設定を書き換える

 

 

わたしは

「魚釣り」

って思ってます。

 

潜在意識に泳いでいる

今の自分にとって無用な魚を

自分の外にリリースすること。

 

セラピーの中で

「その感情を掘ってトラウマとなった体験と繋がる」

という部分が

 

釣り針を降ろしていくこと

なのだと思いますが、

 

 

トラウマを再体験するなど

大変な苦痛を伴っても、

リリースできる魚が1匹…

 

これ全然やりたくないんです(笑)

 

だって魚、

ものっすごい無数に

泳いでますから!

 

「さあ、次回のセッションで次の魚を…」

ってやってたら

それは気が重くなります。

 

そうでなくても

苦痛でいっぱいだった

子どもたちです。

 

セラピーとはいえ、

 

「ほらっ!あなたのためだから!」

って学校や病院に

むりやり手を引っ張って

連れて行くようなことは

したくないですし、

 

なんならリアルに

学校行きたくないのに

そうされた

内なる子どもたちの

ケアのために、

 

同じようなことして

手を引っ張っていくのって

違和感がありますよね。

 

もうひとつ思うのは、

 

たとえ現在のその人にとって

悪さをしているように思える

魚であっても、

 

その子にとっては

長年耐え抜いてきた証明で、

 

そのおかげで生き延びてきた

ある種の価値でもある。

 

その魚を針で釣り上げたくない

みたいな気持ちも

わたしにはあります。

 

具体的に言うと、

インナーチャイルド

扱うセッションでも、

 

無理に魚を外にリリースする

行程がなくてもいいって

思っています。

 

やり方だけをお伝えしての

ホームワークとする。

 

本当は魚は自分から

リリースされたがっている

とも思っているからです。

 

冷えとりを続けてきて、

毒は自分で出たがっている

って感じてきましたが、

 

からだの毒も実は

いつも出口を探していて、

 

半身浴、絹綿絹綿などの

毒出しの環境を作ってあげると

「出口がある!」とわかって

自ら出て行ってくれます。

 

潜在意識の魚も

同じだと思うんです。

 

 

漫画のナウシカ

ナウシカばっかりすいません)

 

ナウシカ

 

人間が兵器として

作り出してしまった

 

毒の光を出す

巨神兵にも、

 

有毒な粘菌にも、

 

憎しみではなく

愛と慈悲を配ります。

 

わたしにとっては

魚も大切にリリース

したいものです。

 

「今まで、ありがとう!!!」って

 

宇宙の彼方にリリースして

キラキラーッ!って

浄化したい。

 

「でももう二度と戻ってこないでねー!!!」

 

って(笑)

 

(リリースした魚は戻ってこないけど、何匹も同じ内容の魚がいたりはしますが)

 

繰り返しになりますが、

 

魚は潜在意識の外に

解放されたがっています。

 

ということは、

 

冷えとりの毒出しと

同じようにいつでも

出られる環境が

ありさえすれば

いいと思うのです。

 

(最近お伝えしてる、バチコイ体勢が環境です)

 

そうすると、

魚の方から水面に

出てきてくれる。

 

具体的には

自分に繰り返し

再生される感情や、

 

奥深くに押しやっていた

本当の思い、

 

その元となった体験などを

 

思い出すこと。

 

インチャの声は

出てきた時が

癒やし時!

 

魚はそっと網ですくって

(内なる自分に「どうしたい?」って確認して)

 

やりたい方法で

リリース!解放!浄化!

(どうやって?についてはここでは書き切れませんが)

 

開いたスペースには

これからの自分のための

美しいエネルギーで

満たします。

 

魚が何匹いようと、

いつでもできる方法です。

 

インナーチャイルドのことは

セルフケアと思う理由でもあります。

 

 

ここでセッションの

ご感想をひとつ

紹介させてください!

 

広島からはるばるの

お運びをいただきました

Nさんからです。

 

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インチャケア

大人になった私だからできる事、

今いる場所でできる事に

今は安堵の気持ちで

いっぱいです。

 

大丈夫だよ〜。

大人のわたしがおるけんね〜。

いつでも、遊びに来んさいよ〜。

(インチャに話しかけています)

バッチ来んちゃい!

 

両親のこと、

 

今回私が選んだんだ。

やっとめぐり会えたんだ。

縄をほどくチャンスがきたんだ。

 

今私は、縄をほどいて

花火のように華やかに燃やして

インナーチャイルドと楽しんでいます。

 

そして新しい縄を

ゆるく編んでいます。

今までにない編み方で。

 

わたしのインチャが喜んでいます。

 

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「バッチ来んちゃい」

 

!!!!!

 

わたしは

完全に方言フェチですが、

 

悶えながら

読みました(笑)

 

「縄」というキーワードは

セッション時に選んだ

オラクルカードの

内容にあったもの。

 

Nさんにしっくり

はまってよかった!

 

はるばるのお越しを本当に本当に

ありがとうございました。

 

お役立ていただけたら

なによりです!

 

アーンド

瀬戸内海Love!

 

 

ご感想をさらに

もうひとつ。

 

小学校低学年のお子さんが

いらっしゃるAさんからの

ご感想です!

 

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子どもを寝かせるときに

インナーチャイルドの話をしました。

胸に手を当てて、「ここの小さい○○ちゃんが

まだ寝たくない!って言ってる?」と。

 

子どもは

「そのとおり。透明の箱に入ってる

イメージなの。箱をどんどん叩いて、

まだ寝たくない!開けてよ!

って言ってる。

パカッって開けた。箱から出てきて

キョロキョロしてる。一緒にユニコーン

ピンクの色の空ができてきた。

不思議だね。

いつもの○○ちゃんの心と違う。

いつもは心に何もないのに」

 

と言って眠りました。

 

わたし自身、とにかくセッションを受けて

時間が経てば経つほど、気づきの感度がすごくて

必要なメッセージがビシバシ入ってきます。

 

セッションの中で歌織さんが

「生まれた環境はハンディキャップじゃない!

その子はその中で一生懸命生きたから今がある」

と言ったとき、私は自分のために

心の中で泣いていました。

 

「自分はよくしゃべる」とおっしゃっていましたが、

もっと聞いていたかったです。

 

押し入れから価値あるものを取り出すように、

鉱脈から美しい鉱石を掘り出すように、

その先にある理想の未来に会いに行こうと思います。

 

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Aさんのお子さんの

インナーチャイルド

お話がかわいすぎて

もう泣いちゃうわけですけど、

 

Aさん、

 

セッションのあと、

 

結構な環境の変更を

決断されて、

 

ものすごいスピードで

行動もされてて、

 

わたしも

想像以上の展開に

びっくりでしたが、

 

本来そういう方

だったのに、

ずっとそれが発揮できずに

いたのだと思います。

 

Aさんはいろいろな

家庭環境の子どもたちの

サポートをされています。

 

今週は不思議なことに

教育関係のお仕事の方が

びっくりするほど

集中しました。

 

わたしがセッションできる日が

平日のみになってしまうので、

 これはとってもめずらしいこと。

 

 

「生まれた環境はハンディキャップじゃない」

わたしは本当にそう思っています。

 

不公平は確かに

いっぱいあると思います。

 

でも、そこは残念ながら

考えてもしかたがない。

 

「避けられないなら、抱きしめるだけ」

 

シェイクスピアの言葉を採用です。

 

わたしは北海道出身ですが

冬場はそれはそれは

雪で生活が大変です。

 

寝ている間に雪が積もっていたら

朝から雪かきしないと

出かけられませんし、

 

とにかく

ずっと雪かきです。

 

水道はしっかり管理しないと

凍結しますし、

 

冬場の灯油代も

月に何万円もします。

 

でも、

 

それがわたしたちにとっての

環境ですから、

そういうものとして

受け入れて生きていました。

 

「温暖な沖縄の人たちは

こんな苦労もなく、

なんてうらやましいんだろう…」

 

って生きてたわけじゃない。

 

雪がなかったら

それはそれは

負担は少ない

でしょうけど

 

わたしたちは北海道に

生まれたんです。

 

そこをあれこれ

いじってもしょうがない。

 

 

傷は手当てです!

 

雪は雪かきです!

 

どちらもその先に

快適な生活が待つのです。

 

担当はいつも

その人自身!

 

冷たいようですが、

やり方はお伝えできても、

手伝う事はできません。

 

その人の人生で

力を持っているのは

その人自身だと

思うから。

 

 

いつもセッションを

終えたあと

充実感と同時に

真逆のポカーンとした

空虚な気持ちがあることに、

 

最近気がつきました。

 

よく観察すると、

 

わたしのインチャが

「わたしの話はいつ聞くの?」

って言ってるのだと感じます。

 

セッションであれほど

心から興味をもって

相手のお話を聞いたり、

 

ご本人に本当の自分を

理解してもらえるように

熱く解説したりするくせに、

 

わたしにはしてくれないんだ…

って思ってる感じ。

 

わたしももちろん

例外ではなく、

 

本当は世界でいちばんに

自分を優先しなくては

いけないのです。

 

自分が自分のことに

そこまで興味を持って

とり組んでこなかったという

事実にびっくりします。

 

(むしろわがままだって思ってたから)

 

 

「ほんとうにみんなのさいわいのためならば、僕のからだなんか百ぺん灼いてももかまわない」

 

宮沢賢治銀河鉄道の夜』の中で

 ジョバンニが言う台詞です。

 

「うん、僕だってそうだ」

 

カムパネルラも言います。

 

宮沢賢治だから書いてもいい

台詞なんだと思いますが、

 

今、ジョバンニとカムパネルラに

申しあげたいのは、

 

からだを百ぺん灼いても

みんなは決してしあわせには

ならない!

ってこと…

 

自己犠牲は美しいようで、

どこかで絶対破綻します。

 

「ほんとうのさいわいは一体何だろう」

 

ジョバンニは言います。

 

「僕わからない」

 

カムパネルラは言います。

 

ジョバンニはジョバンニの

ほんとうのさいわいを、

 

カムパネルラはカムパネルラの

ほんとうのさいわいを、

 

誰より理解して、

それを満たしてあげることが

実はみんなのさいわいのためと

なるのだと思う。

 

わたしもわたしの

ほんとうのさいわいを。

 

みなさんもみなさんの

ほんとうのさいわいを。

 

傷は十分に手当が必要です。

 

 

でもその先にある

自分の本当のニーズを

知ろうとしないこと、

 

それを本気で満足させようと

しないことは、

 

責任を何かに

すり替えた 

依存だし、

 

怠慢だと

今は思っています。

 

なんか最後に怖い人に

なっちゃった気がするけど(笑)

 

他ならぬ

わたしがわたしに

そこを怠けるな!と

言っているのです。

 

 

http://healingroom3.com 

 

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また地元いちご。ジャム用に小っちゃいの。つる付きで一段とかわいい…

みなさまはそんなにいちごに熱くないのでしょうか。ちょっと基準がわかりません(笑)

服部みれいさんのファン歴が長いものとして、福音館書店の何周年記念みたいな冊子でみれいさんがおすすめしていた絵本が『いちご』 だったことも思い出しました。

 

こだまたいち『落第ブルース』MV - YouTube

「避けられないなら抱きしめるだけ」ってこれで知りました。

今日は全体的にテンション張り詰めてた気がするので、こんな曲で脱力してほしいです。「ABCよりAC/DC」みたいな気持ちで。

 

 

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ここから、落語の話しか出てこないので読まなくても大丈夫なんですけど(笑)

うちから徒歩10分くらいの会場に先日一之輔師匠が。

大学からのつきあいという講談師の一龍斎貞橘先生と(講談師は先生なんだって)。ふたりの対談というサービスコーナーが観られてめっちゃラッキーだったと思う。前座だったころの貞橘さんがゲストに呼んだときの三三(さんざ)師匠の話がかっこよかった。

講談と落語は似て非なるもの。講談は釈台を張り扇と扇子で演奏するかのように叩きますし、語りにもグルーヴ感持たせる感じといい音楽に近いって思う。

歴史上の出来事を膨らませた内容なので、仇討ちとか凄惨な内容も多く、わたし自身はそんなに講談を好みませんが、音楽って思うと心地よい。講談師の数、女性の方が半数以上となったという話も興味深い。

あと、講談は元はと言えば手元にある書物を読んで聞かせていたらしいのですが、その書物を売る会社だったのが、講談社…。

へ〜っってなりますよね(笑)

 

ホール落語の場合、この写真のようににその日の演目が帰りに貼り出されます。そしてみんな写真を撮る。どの落語家のどの噺が聞けたかはいつもわたしたちの最大の関心事です。 

目の前に小学生の女の子がいたのに、一之輔師が選びました話は『明烏(あけがらす)』。

吉原のお噺で…。「そういった忖度はいたしません」と(笑)

 

落語家は会場に合わせて演目をその場で選ぶとはいえ、一流であるためには迎合ではない境界もどこかに必要なのだと感じます。

 

落語家は落語という生きものをからだに寄生させているようなものだと思うから、本人たちにしかわからない案配で面倒を見ているのだと思う。殺しちゃわないように。

いつも自分の内部に物語や登場人物がうごめいていて、実は気が休まる時がないんじゃないかなって気もする。

 

喬太郎師匠もだけど、一之輔師匠もどこかとんがっているし、仲間でわいわいしているようで、どこまでも孤独という感じもする。

 

一之輔の明烏、若旦那のイノセンスがすごかった。

 

幕が下りるときに、女の子とお母さんにペコリってあやまる一之輔。ご本人も女の子のお子さんいますしね。