Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

試練はギフトなり

 

八重桜の花を、

 

塩に漬けてみようと

思った人はいったい

誰なのでしょうか。

 

桜湯に浮かぶ

淡いピンクの花を

眺めていると

思います。

 

夏場に桜湯を飲むのは

塩分補給にも

よさそうですね。

 

さて!

 

ホームページの

公開にともなって、

 

お問い合わせを

いただいております

みなさま、

 

本当にありがとうございます!

 

小さなお子さんが

いらっしゃる方からの

お問い合わせについては、

 

 

セッション中、

その方ご自身に集中して

いただく必要があるため、

 

やはりお子さま連れで

お引き受けすることが

できなくて、

 

本当に心苦しい気持ちで

お返事をさせて

いただいたのですが、

 

それに対して、

いただいたお返事が、

それぞれに深い気づきが

あるようなもので、

 

もうこのメールのやりとりが

淡くセッションだったのかも

というほど、

 

なにかが通うような

気持ちになれて、

 

このタイミングで

お会いすることは

できなかったにしても、

 

とてもうれしく感じました。

  

わたし自身、

娘を生んでまもなく

はじめての子育てに

不安がいっぱいの中、

 

知らない土地に

引っ越したりもして、

 

毎日本当に

いっぱいいっぱいで

せっかくの貴重な時期を

まったく楽しめなかった。

 

ちっちゃかった娘に

言ってもしかたないことで

ものすごく怒ってしまったり。

 

わたしも夫も

実家が遠いので、

おじいちゃんおばあちゃんに

手伝ってもらえる、

ご近所さんが本当に

うらやましかった。

 

 

娘には今となっては

「ホントすいませんでした!」

って気持ちでいっぱい。

 

わたしの余裕のなさを

ぶつけていたと思う。

 

もういっかい

やり直させてもらいたい

気持ちでいっぱい。

 

しかし、

 

後悔ばかりでは

ないのです。

 

もう大きくなってしまった

娘の幼少期の子育てを

やり直すことはできないけど、

 

これから育つ子どもたちの

お世話をしている

お母さんたちの

サポートをすることで、

 

その方が内側から満たされて、

その先のお子さんたちに

自然に愛情が注がれるような

お手伝いができるのかも、

という希望がある。

 

 

わたしがそうしたかった分として。

 

ずうずうしいようですが(笑)

 

 

とにかく、

それまでの生活が一変して

ノンストップに突入する

子育てライフ。

 

隣の芝は青く

見えますから、

 

よその母さんたちは

立派に見えたりして、

 

さらに、自分がそれまで

得意にしてきたことも

封印しなくては

いけなかったりもして、

 

もうどんどん自信が

なくなる一方で、

 

自分に栄養がないから、

 

肝心の子どもにも

行き届かなくなっちゃって、

 

家の中がどよーん、

 

みたいな状況は

とてもよくあるのだと

思います。

 

お母さんが自分を

優先する時間を持つことが

とても難しいのは

よくよく知っていますが、

 

自分のことを思い返しても、

 

子どものためを思うなら

なおさら、自分を枯渇させては

いけないのだと思います。

 

自分がなにをしていたら

いちばんうれしくて、

 

なにをしていたら、

自分の深いところが

満足して、潤うのか、

 

それはその方ご自身にしか

わかりません。

 

サステナブル

あるためには、

 

鉄則の順番があるのだと思います。

 

まずは自分が自分の

面倒をみる。

 

それからはじめて、

家族。

 

その次に

お友だちや職場の人。

 

自分をさておいて

その先の人たちのために

生きることも

しばらくは可能だと

思いますが、

 

自己犠牲には

必ず限界があります。

 

自分に必要な装備のない人が

被災地に乗り込んでも

救助などできないように。

 

 

工夫は必要だと思います。

 

たとえば、

小さなお子さんが

いらっしゃる方が

IHを受けにきて

いただくためには

 

旦那さんや、身近な誰かに

お子さんを見てもらうように、

お願いしないといけない

かもしれません。

 

旦那さんのお仕事に

よってはとても

難しいかもしれませんし、

 

保育園に入っていれば

話はまた別ですが、

 

おじいちゃんや

おばあちゃんが身近に

いない場合、

お子さんがある程度

大きくなるのを

待たなければ

ひとりで出かけることも

なかなか難しいです。

 

状況によっては

タイミングが来るのを

待たないといけないのかも

しれませんが、

 

先ほどの鉄則の順序を

いつも意識して

自分に表明しておくことは

とても大切なのだと

感じます。

 

意識的に

自分が内側から

本当に満足する

時間をもつことが

なにしろ大切で、

 

それは他でもない

ご家族のためでも

あるんだっていうこと。

  

「わたしはわたしを大切にします!」

 

という

アファメーション

ぜひに。

 

瞑想もものすごく

よいと思います。

 

ご自宅にいながらにして

できることは

たくさんあります!

 

 

授かりもの

とも言いますが

 

子どもたちは

本当にギフトなのだと思います。

 

そして、同時に

わたしたちを

成長させてくれる

試練でもある。

 

子育てに限らず、

ギフトには試練がつきもので、

 

試練と思っていることは

なによりのギフトだったり

するのだと思います。

 

そして、

試練性の高いものは

ギフト性も高い。

 

どんなことであれ、

なにか大きな試練に

とり組んでると

感じているなら、

 

まさに今

それに対するギフトが

キラッキラに

ラッピングされてるって

思っててください。

 

そして、

自分へのギフトは

迷わず受け取って

ください。

 

自分には受け取る

価値がないって

思っている場合も

とても多いのだと思う。

 

試練って

頑なに堪え忍ぶというよりは

 

自分を柔軟にして

対応するのが

いいのだと思います。

 

お手本にしたい人の

アドバイスはどんどん

お試ししてみて、

自分以外のやり方を

受け入れるのが

大切って思う。

 

なにしろ、

その先の自分に

必要だから起こってる

レッスンなのだと。

 

ギフトをとにかく

お楽しみに!

 

 

なんでしょう、

 

自分で書いてるけど、

 

正座しながら聞いてる

気分でもあります(笑)

 

試練でギフト、

今もまさにありますから…

 

でも、不思議と

導いてくれる人

というのは

必ず現れるのだと

思います。 

 

わたしも、

そんなことにまで!

というほど、

目をかけてもらえる、

存在がいてくれて、

本当に助けられています。

 

(この世界で師があるということ以上の

よろこびはないって思っています)

 

苦労は買ってでもしろ

 

って、

 

どこでも買うことが

できないほどの

ギフトというお楽しみも

あるからなのでしょう。

 

 

キラッキラの!

 

 

 

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それなりに長く生きていますので、知ってるはずなんです。本の整理をしているときに決して中身は開いてはいけないこと。

ヴィム・ヴェンダースのパリテキサスのほぼ全シーンがワンカットずつ載ってる写真集。「ちょっとだけ…」と思って見たら最後でした。

 

ナスターシャ・キンスキーと息子役の男の子。映画のシーンにはないから撮影時のものかな。この写真が大好き。

 

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ライ・クーダーのサントラもあまりにも有名なロードムービーで、

 

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ニュードキュメンタリーにあらず、

 

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息子役の男の子はヴィム・ヴェンダースのデビュー作”都会のアリス”の女の子にほぼ一致で、

 

 

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弟夫婦のその後が気がかりすぎる。

ヴィム・ヴェンダース小津安二郎が大好きだから、この夫婦は日本人的な善意の象徴なのかもしれないけど…。

 

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母子。再会。号泣。

 

 

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号泣。

 

みなさんは誘惑に負けず本の整理ができるのでしょうか…