Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

物語の効能

元々は前世療法を

受講しようかと

思ったんです。

 

いきなり前回の

続きになります。

  

大切なのは「今」の

体験と選択だけだと

思っているので、

 

前世を重要視しないで

おきたかったにも

かかわらずです。

 

前世って、

 

あるって言ったら

あるし、

 

無いって言ったら

無いもので、

 

それを言っちゃあ

おしまいよって、

 

寅さんでなくても

言いたくなるかも

しれませんが、

 

前世どころではなく

すべては

 

幻想

観念

 

なんて呼んでもいいけど

 

主観が作り出した

物語なわけです。

 

(同じ場面を見ていても人によって

まったく違う体験として捉えていたり

しますよね)

 

わたし自身もいまだ

その観念を手放せずに、

自分のこととなると

日々わちゃわちゃ

してもいますが、

 

ブルータスの開運特集に

堂々と非二元論のページが

あることですし、

 

あえてさらっと

進めますと、

 

奇跡のコースはじめ

非二元論の本を

いろいろ

読んでいくうちに、

 

わたしに起こった

変化として、

 

それまで

本ばかり読んで

生きてきたのに、

(ほぼ引きこもりで)

 

物語が読めなく

なりました。

 

映画も見たくない。

 

物語は

悪や問題を

設定しないと

成り立ちません。

 

そこにどうしても

つっこみが入って

しまうのです。

 

音楽を聴くことは

変わらず

よろこびとして

残りましたが、

 

物語が楽しめなく

なったことは

とても寂しい

ことだった。

 

でも!なんです。

 

IHのお仕事をはじめて、

感じていますのは、

 

分離した自己など

無いという、

非二元論を

理解した上でも、

 

物語にはまだまだ

価値があるということ。

 

今わたしが

やっているのは

 

言ってみれば

たくさんの方の

物語を共有する

お仕事です。

 

わたしはそれが

好きだし、得意。

 

誕生数3

というだけでは

説明しきれない、

 

得体のしれない

共感の強さがあります。

 

(もちろんセラピストとして

ニュートラルな視点の上で)

 

どんな方にも

その人の物語があって、

 

その人はその物語の

主人公。

 

自分の物語を

 

ありふれていると

本人が感じている

場合もあるし、

 

ストレンジだと

誰にも話せずに

いる場合もある。

 

でも確信しますのは、

 

どんなストーリーであれ、

 

すべての物語は

共有されたがって

いるということ。

 

誰かが共感を持って

その物語を聞くことで、

 

物語はなんというか

成仏できる(笑)

 

わたしのセッションは

自然にその方の物語を

掘り下げるものに

なってきています。

 

「あのことを話せてうれしかった」

「共感をもって聞いてもらって深い部分で満足した」

「自分が主人公だということを取り戻せた」

 

予想以上にその部分への

ご感想が多いことからも、

 

自分のことを話すこと、

 

その物語が共感を

持って聞かれることは

 

人が本当に必要と

していることなのだと

感じますし、

 

それはIHセッション以前の

どのいのちも、

もれなく必要とすること

なのだとも思います。

 

 

物語は共有されたがっている。

 

 

リチャード・ブローティガンという

アメリカの作家の作品で

 

『愛のゆくえ』という

小説があります。

 

誰もが自分が書いた本を

持ち込める図書館で働く男と

その恋人の物語です。

 

「すべての物語(物語以外の本も)を受け入れて、共有する」

 

わたしのお仕事も

この図書館と同じって思う。

 

蔵書にしないで

神さまに返すけどね。

 

共有された本は

よろこびとともに

お空に消える

システム。

 

 

前世についても、

 

なにかの勘違いというか

思い込みなんですけど(笑)

 

わたし自身も含め、

 

その思い込みが

あまりに根深くて

今この瞬間にも

大いに影響している

と感じるから、

 

だとしたら、

前世療法っていうのも

物語の共有という意味で

ありなのかなって思って、

 

感心が湧いたわけです。

 

 

先日いらしていただいた

Mさんも、

びっくりしたよね!

(急に個人的に話しかける)

 

ある場所について

話しはじめたら

涙があふれてあふれて

止まらなくて、

 

筋反射的にも

「前世でしょうね」って

お話しして、

 

でも残念ながら

わたしは全く前世が

見られるわけでは

ありませんから、

 

がんばって自力で

思いだしてください、

ってお願いして(笑)

 

男性だったみたいとか、

思い出してもらったりしましたが、

(意外と自力でも思い出せます)

 

主観の作り出した

幻想ってのが

真実であっても、

 

ドラクエやってるときは

ドラクエのルールで

本気でドラクエやってる

わけですから、

 

ドラクエやってる」って

自覚しながらも、

本気でよろこんだり

悲しんだりするわけです。

 

前世っていうのも

物語の伏線というか、

 

「そういうルールね」

ってことにすぎないけど、

 

わたしもまだまだ

その設定で

物語を共有したい

のだと思う。

 

とはいえ、

結局、受講するのが

インナーチャイルドセラピストの

講座になった経緯はというと、

 

IH同期のなおこちゃんに

前世療法について相談

こんな講座あるよって

トリシア・カエタノさんの

前世療法の講座の情報をいただく

しらべると今月このトリシアさんの

インナーチャイルドセラピスト講座がある

(年に1回の講座とのこと)

◎インチャのケアの学びを深めたいと常々思っていた

◎講座のある7日間全部スケジュール空いている

◎信頼するなおこちゃんの情報

◎トリシアさんは大野百合子さんの師匠とのこと

呼ばれた!と思って、申し込む

(この間たぶん15分くらい)

 

 

必要な情報はやってくるものですね。

  

って、

なおこちゃんが

有能ってだけ

なのですが。

 

なおこちゃん、

ありがとうございました!

 

好きです!

(むだに告白)

 

http://healingroom3.com

 

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リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(原題はほど遠いのだけど)

誰もが自分の書いた本を持ち込める図書館で働く男と恋人の物語。本を持ち込んだ人物の中にはブローティガン自身も入ってる。茶目っ気とストレンジ感。弱いものやわらかいものへの慈しみ。わたしのボロボロ文庫シリーズ。ブローティガンは詩も大好き。 

おかげさまで小説も読める人に戻っています。出かけた先で読んでたら、上からドングリがこつん、こつんと落ちてきた。

 小沢健二氏がオリーブに連載していたときの文章がブローティガンを彷彿とさせるなあって当時思っていた。

 

ときどき鼻歌で歌ってしまうオザケンの曲第1位は

「おならで月までいけたらいいな」

ポンキッキーズの時計が8時8分から!

 

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雨が続いていますが、気持ちよく晴れた日に出かけた場所で。たまに森の中に行くとからだがほっとする。