Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

各自、その子をよろしく

 

前回、

わたしがインチャイの

押しかけ母さん、

 

または

よしよしおばけとなった

経緯について

書きましたが、

 

誤解があっては

いけないので、

告白しておきますと、

 

あくまでインチャイの

母さん願望が異常に

熱すぎる人というだけで、

 

実際の母親的能力には

大いに欠ける部分が

ある者です。

 

料理、必要に迫られて

作りますけど、

好きってわけでも

ないですし、

 

針とか糸とか

細かい作業は

むしずが走ります。

(幼稚園バッグは泣きながら作りました。

でも布を選ぶところまでは楽しい)

 

最近なにが

うれしかったって、

 

娘が学年が変わっても

クラスは同じ2組で、

 

体操着の胸に縫ってある

名札を付け替えなくて

よかったことで、

 

1ー2を

2-2に

うまーく書きかえた。

 

小っさいでしょう?(笑)

 

もうだいたい

めんどくさいんです。

 

お母さんをやっていて

いちばん好きなのは、

 

布団を蹴飛ばして

寝ている娘に

「もう…」って言いながら、

かけ直してあげること。

 

労力が少ないわりに、

お母さんやってる感が

盛り上がるので(笑)

 

わたしの前の職場は

総方向お母さんみたいな

場所でしたから、

 

世の母さんたちは

こんなにもよく働くのかと

本当に頭が下がる思いに

なったものです。

(母さん修行いっぱい

させていただいた)

 

先日IHを受けに

来てくださった方も

そんな頭の下がるような

若いお母さんの

おひとりでした。

 

お子さんはまだ1歳と

小さいのに、

子育てのこと、家のこと、

またご自身の学びのこと、

のびのびとこなされている

ように見受けられて、

 

子どもの年齢と

その人のお母さんとしての

年齢はイコールですから、

その方はまだ

お母さん1歳なのに、

すでに堂々とお母さんで

 

わたし自身のその当時を

思い浮かべても

本当に感心するばかり

だったわけですが、

 

本日もテーマは

インナーチャイルドです。

 

なにしろわたしが

感動しましたのは、

 

その方が

自分が決してそのように

育ててもらったわけでは

ないにもかかわらず、

 

娘さんをとても大らかに

育てていらっしゃる

ことです。

 

そんな娘さんをその方は

(その方のインナーチャイルドは)

うらやましいと感じてしまう

というお話に

たまらない気持ちになりました。

 

ご自身が娘さんに注ぐような

愛情を自分も子どもとして

注がれたかった。

 

娘さんがかけてもらって

いるような言葉を

自分もかけてもらいたかった。

 

その方は、

どこの親だって

自慢に思わずには

いられないような、

 

かしこくて、

明るくて、

ユニークで、

かわいらしい女性です。

 

子どものときだって

同じように

魅力的だったと思う。

 

にもかかわらず、

ゆがんだ愛情しか

表現できなかった

親に対しても、

 

その方はニュートラルで、

怒りや恨みといった

境地にはありませんでした。

 

親もまた傷を持った人

なのだと理解しているのです。

 

聡明ゆえに、

 

わかってしまうゆえに、

 

尚更、インナーチャイルド

お利口に振る舞う

ことになります。

 

でも!

 

前回も書きましたが、

 

どんな事情であれ、

 

子どもは全肯定され

祝福されるものです。

 

そうされたいって

思ってあたりまえです。

 

優秀で

かわいくて、

おもしろくて、

まわりを明るくしていたのに、

 

それを否定され続けたなんて、

 

おばちゃんは

しんぼうなりません。

 

頭をどんどん

なでました。

 

気丈でかわいい

女の子の姿が

目に浮かぶようでした。

 

その子の話が聞けて

本当にうれしかった。

 

 

ご本人に承諾をいただいて

ご感想の一部を

紹介させていただきます。

 

もう泣いちゃいますから!

 

 

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正直、わたし、

インナーチャイルドとの対話は

自分でもできてると思っていたし、

これまでもなんども

取り組んできてるから

もう終わり!

と決めつけているところがありました。

 

現実的な問題も解決しています。

 

でも、実は、

感情はまだまだ残っていたし、

聞いて欲しかった望みも、

やりたかったことも、

たくさんたくさんあったのですね。

 

サインは、ちょこちょこっと出てました。

寝不足だったり、

ふとよぎる悲しい気持ちや

娘をうらやんでしまう気持ち、、

そのたびに、

きっと、押し殺していて

「もう問題は終わったでしょ?だまっててね」

って言ってたんですね。

 

本当は、あんなふうに泣いて、

それを誰かに(自分と、そして、

助産師さんのような媒介するひとに)

聞いて欲しかったんだなあ。

 

今、小さなわたしがやりたかった

かなり大きな夢をかなえつつ

あるからこそ、

 

より丁寧に、丁寧に

ちいさなチャイルドを

大事にすると決めました。

 

セラピーが終わったあと、

ずっと行きたかったカフェにいって、

パフェをほおばり

ダッシュでこどものお迎えに。

 

これから、週に1日ぐらいは

小さなわたしよろこばせて

あげる日にしようかな?

 

一気に大人になったので、

体験したかったこと、

寄り道したかったことが

本当はいっぱいあったんです。

失敗もしたかった。

 

ひとつひとつ、自分と一緒に

やっていこうと思います。

 

何より嬉しかったのが

帰って娘を迎えた時

心から、可愛い、ありがとう、

と思えたこと。

いとしさが増しているようで、

意思疎通もすっきりできて、

 

ああ、自分を受け入れると

こんなに世界って変わるんだ、

と思いました。

 

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(しばし嗚咽タイム)

 

「失敗もしたかった」

ってつぶやきが

たまりませんでした。

 

「自分を受け入れると

こんなに世界は変わるんだ」

という言葉の通り、

 

自分が自分を受け入れることが

 

世界のはじまりというか、

 

逆はないというか、

 

鉄板の法則なのだと思う。

 

このご感想を紹介できて

しあわせです。

 

ありがとうございました! 

また、お話聞かせてね。

 

大人の自分が

インナーチャイルド

希望です。

(たとえ問題だらけに思えても!)

 

「ねえ、わたしこんなことが

できるようになったんだよ」

って、

 

インナーチャイルド

教えてあげると、

 

「すげー!」ってなって

 

より信頼して

お話してくれるみたい。

 

各自、その子を

よろしくたのみます。

 

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永続する子ども、それは犬。犬はお手本。うれしいとか、楽しいって、自分が思ってるより、もっと大きいものがあるんだよ。

ちなみにうちの犬はドッグランでは他の犬に萎縮して、決してランしませんが。