Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

桃色ストーリープロジェクト

 

キネシ体験講座inサイドバーン


ご参加いただいたみなさま、

本当にありがとうございました!


初めての試みでしたが

無事終了することができて

講師をお願いした亨くん共々、

胸をなで下ろしております。


そんな亨くんの勇姿、

サイドバーンのみんなのご協力、

はじめましての方とのご縁、

いろいろな方との再会、


書きたいことが

山のようにありますが、

 

写真と一緒にアップしたいので

写ってる方に

オッケーいただくまで

おあずけに耐えようかと

思います。


どうぞお楽しみに!

 


実はこのキネシ講座の日、


わたしにとって

もうひとつの濃密な

アナザーストーリーが

ありました。


ある相似形のような

物語を共有している

3人が、


この日、サイドバーンに

奇跡的に集まっていた

というもので、

 

それぞれは

全く別の場所で

 

別の年代で

 

別の人生を生きて

いるのですが、


本当に相似形のような

ある一致があって、

 

内容がコンフィデンシャルすぎて

具体性皆無なのが

もうしわけないのですが、


コンフィデンシャルゆえの

守られた美しさが

すごすぎて、


わたしの頭は

クラクラしっぱなしでした。


誰にも知られず

その美しいものを

胸の中で守っている人が

いるのだということ、


出前のおかもちの中に

実はバカラが入っている

かのように、

 

細心の注意をはらって

壊れないように

持ち運んでいる

人がいること、

 

(出前用のスーパーカブで?)


そのことにクラクラでした。

 

3人があらわれたタイミングに

時間差があったのですが、

 

「あの人も来てたんですよ」

ってお伝えして、

 

それだけで、

無言でその美しさと

苦悩をわかちあえたと思う。

 

桃色の。


うーん、この話わたしだけが

聞かせてもらうには

あまりにもったいないんです。

 

アメリカの作家の

ポール・オースター

『ナショナルストーリープロジェクト』

っていうのやってましたが、

 
一般の人のいろんな

ショートストーリー(実話)を

まとめたもので、

 

(元々はラジオの企画だったものが

本になってる)

 

事実は小説より奇なりというのが

しみじみ感じられる作品なのですが、

 

内田樹さんと

高橋源一郎さんの

おふたりが

日本版ナショナルストーリー

プロジェクトとして

 

『嘘みたいな本当の話』って

本にもまとめてたりもして、

(こちらは未読)

 

わたしも

“桃色ストーリープロジェクト”を

立ち上げたくなってきます。

 

”嘘みたいな桃色の話”

 

読みたくないですか?!

 

あと、百物語じゃなくて

 

”百桃語”(ひゃくももがたり)

とか。

 

語呂合わせが

多くなってきたら

加齢を意識した方が

よいでしょうか(笑)

 

今日はそんな

桃色ストーリープロジェクト

第1弾として、

 

Yさんのセッションのお話を

みなさんとシェアしたいです。


ご夫婦のお話。

 

(Yさんご承諾ありがとうございます!)

 

ちなみに上記の3名とは

まったく別のお話です。

 

長くなるのは避けられませんが

お読みいただくに値する

桃色がございます!


Yさんのご相談は

最初はご主人への不満でした、

 

小さなお子さんがいらっしゃって

毎日ささいなことも大変な中、

 

また、ご自身の目標に向かって

学んでいることもある中、

 

旦那さんが満足な支えとなって

くれていないこと。

 

日頃似た状況をもつ

ご近所の方と

男性はつまるところ

役立たずである

みたいな話になるとか、

(表現は違ったかもなのですが)

 

「離婚」という

ワードも出てくるほどに、

(ご本人の気持ちではなく

占いで言われた内容としてですが)

 

旦那さんとの間に

溝を感じて

生活されている

ようでした。

 

IHに限らずかと思いますが、

 

なにか問題を扱うときは

相手に問題があるように

思えていても、

 

ご自身に主導権を

戻すことが大切になるので、

 

(どんな問題もそう見えているのかは

主観によるという意味で)

 

セッションではとにかく

その方の情報を

集めていくことに

なるのですが、

 

Yさんの旦那さんは

15歳くらい年上

であること、


Yさんが

7歳でお父さんを

亡くしていること、

 

7歳にして

「お母さんを支えてあげてね」

など言われて育ったこと、

父親を亡くした7歳の女の子に!)

 

ふりかえっていくと、

 

Yさんご自身にも

自覚があるように

 

15ほども歳が上の人と

結婚したのは

 

お父さんのように

甘えられる存在に

惹かれての

必然です。

 

それが娘さんの誕生によって

旦那さんの愛情が全部

娘さんに注がれてしまうように

見えて、

 

Yさんは寂しかった。

 

「甘えたかった」

 

Yさんは言いました。

 

蓋を開けてみれば、

旦那さんに

不満があったのは

 

旦那さんに

甘えられなくなって

しまったからで、

 

離婚なんて

めっそうもないくらい、

 

旦那さんのことが

好きなんです。

 

かわいいピアスを

つけていらっしゃったので

 

それを伝えると、

 

「新婚旅行で買ったものなんです」

とのこと。

 

そして、この日は

おふたりの結婚記念日でした。

 

旦那さんに

 

「本当は甘えたかった」

 

「娘の話ではなく、

Yさんのお話を聞いてほしかった」

 

ってことを

 

伝えられそうですか?

って聞いたら。

 

「結婚記念日の今日なら」   

と。

 

Yさん、一度ご予約の連絡を

いただいたときには

 

お子さん連れだと難しいから、

またのタイミングですね、

ってお話ししていたのですが、

 

この日は急遽身近な方に

お子さんを見てもらえる

ことになって、

 

それなら!と

IHのご予約をいただいて、

 

もうここしかなかった

というタイミングで

受けていただけたと

思います。

 

(これはYさんに限らず

みなさんに感じることなのですが)


とにかく感動したのは、

 

旦那さんへの不満という

スタートから

 

真逆の着地で

セッションを

終えたことです。

 

(ケースによっては

離れる選択のほうが

おふたりの前進に

なることも十分に

あるとは思いますが)


加えて、

Yさんの筋反射を

とっていると、

 

なんとも言えない

ご加護のような

ものが感じられました。

 

7歳のとき亡くなった

お父さんが

ずっとYさんのことを

守ってきた気がするのです。

 

なにかその温度を感じるような。

 

きっとそのおかげで、

ご苦労されたことには

まちがいないながら、

 

Yさんはなんとなく

福々しい

幸福感をたたえた

大人になって

いらっしゃいます。

 

そして、これからは

その幸福感をご自身の

周りに広げていくために

あることを学んでいる真っ最中。

 

Yさんがより

Yさんの魅力を

発揮してご活躍される

ためにも、

 

とにかくまだ傷を抱えたままの

インナーチャイルドのケアを

よくよくお願いしました。

 

その日も、家に帰ったら

子どもが好きそうなものを

食べてください

って言ったら、

 

コロッケを作りますと。

 

コロッケは難しい

料理じゃないけど、

とっても手間がかかる。

 

手間がかかるのに

それをお母さんが

作ってくれるのが

子どもの時に

うれしかったからと

言って。

 

その日はどうぞどうぞ

すてきな結婚記念日を

お過ごしくださいと

お見送りしました。

 

後日、Yさんからのメールで

ご報告いただいたのは、


セッションの後

自分にプレゼントしたくなって

花束を買って帰ったら、

 

それを持って

久々にご夫婦一緒の

写真を撮ることになったこと。

 

そのとき旦那さんは

新婚旅行のために

Yさんが見立てた

服を着ていたこと。

 

(Yさんはは新婚旅行の時に

買ったピアスをつけていた

伏線をお忘れなく!)


やっぱりコロッケを作ったこと。


(物語はディティールが命ですね)

 

娘さんのお風呂を旦那さんが

入れてくれたので、

久々にYさんひとりで

ゆっくりお風呂に入れたこと。

 

その時間に小さなYちゃん

インナーチャイルド

と話す時間を持てて

こう言ったこと、

 

「今私はお父さんみたいに甘えられる人と

結婚していて、かわいい子どももいるよ。

すごいよね!全部、○○ちゃんが頑張ってきた

おかげだよ。ありがとう」

 

そして肝心の

「本当は甘えたかった」

気持ちを旦那さんに

伝えてみたところ、

 

旦那さんはその場では

ピンと来ないようすだったようで、

 

うまく伝わらなくて

Yさんは泣いてしまったこと、


えーんと。


でも多分それが

すでに甘える行為だった

と思うのです。

 

次の日から

旦那さんのようすが

かわったとYさん。

 

話題が娘さんのこと

ばかりじゃなくなって、

Yさん自身のことを

話そうとしてくれるように

なっていると。

 

そして、Yさん自身も

インナーチャイルド

向かい合ううちに

 

つらいことがたくさんあった

子どものとき

将来の自分に宛てて

手紙を書いたことを

思い出したそうです。

 

「私は今ちょっと大変だけど、

未来の私がしあわせだとうれしいです」

 

という手紙。


Yさんからのメールは

こう締めくくられていました。


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やっぱり私は主人を選んで

よかったと思っています。

そして、娘もいて、

本当にしあわせです。

こどもの頃願っていたもの、

全部ありました。

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桃色ストーリープロジェクト

たぶん、つづく

 

http://healingroom3.com

 

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 写ルンですが人気なんですってね。

 

この展示、美容師さんのみたいですよ。サイドバーンっていうところの。岡田とかいう。

 

こつこつ80人くらい撮影したのだとか。

 

「髪を切ることは、人を知ることでした」と岡田氏。髪型ではなく、人にフォーカスしたい。大切なものが省略されちゃうのがいやだから、少しわずらわしいくらいの写ルンですがいいってご本人のメッセージがありました。

 

写ルンですの写真展。ビジュアル版ナショナルストーリープロジェクトみたいな感じもあった。

 

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念願の豆花(トーファ)!しかも氷豆花のトッピング全部のせ!人生初の全部のせ!

 

IHを受けてくれたTさんの職場なのですが、教えていただいた日から夢に見ない日はないほどでした。

女子としてはスイーツにあまり興味無い方なのですが。このビジュアルには心揺さぶられます。

 

トッピングに完全に隠れてしまっているけど、豆花はほぼ豆腐。ほんのり甘いシロップに浸かった豆腐。

トッピング全部説明したい。

小豆、タピオカ、ピーナッツ、ハト麦、緑豆、白キクラゲ(!)タロイモ団子、白玉…

あってるかな。 

ほぼ豆的な食べもの。台湾の。暑い暑い湿度の中の。

 

Tさんありがとう!!!