Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

試みること、それがすべて

2週連続で

地方からIHを受けに

はるばるサイドバーンを

訪ねていただいています。

 

先週は和歌山、

今週は岐阜。

 

なんとありがたい

ことでしょう!

 

おとといは

キネシ講座のあとの

はじめてのセッション

だったのですが、

 

自分のセッションに

変化を感じます。

 

筋反射がよりクリアに

感じられましたし、

 

より多くの情報を

得られるように

なっている気がして、

 

筋反射をとりながら

頭に浮かぶワードを

躊躇なくどんどん

お伝えできた。

 

セッション中

わたしの口から

出る言葉は

 

わたしの意見ではなく

ちゃんとその方の筋反射の

延長の情報なんだと

自信がもてたと言うか。

 

逡巡せず、

 

最短、最適な

登山ルートを発見して、

 

「こっちだよ!」って

自信を持って

言えたような。

 

ツールとしての自分が

アップデートされた感じ。

 

先週の講座自体は

キネシのごく初歩的な

内容だったわけですが、

 

講師の亨くん、

ご参加のみなさんと

あの日シェアした時間が

 

わたしをアップデート

してくれたのだと思う。

 

やはり人は

他者を通してのみ

成長できるのだと

思うから、

 

セラピストとしては

めずらしく、

 

こうして開かれた環境で、

 

いろいろな学びを

いただきながら

働けることに

 

本当に感謝

するばかりです。

 

なんか今日は

ちょっと優等生的ですね。

 

 

そう!

 

呼吸ラボラトリーの

アマミヤアンナさんのブログに

先日のキネシ講座のことを

書いていただいていています!

 

http://kokyulaboratory.com/2017/07/4806/

 

アマミヤさんは

編集者でライターでも

いらっしゃいますから

 

(マーマーガール的には

A嬢という呼び名も懐かしい)

 

この講座をこうして

プロの手で文章に

してもらえてことに

感激しています。

 

亨くんの存在が

キネシの素晴らしさの

証明であるように、

 

アマミヤさんの存在は

そのまま加藤俊朗先生の

呼吸法の素晴らしさの

証明なのだと感じます。

 

アマミヤさんの

相手が楽になるような

人との関わり方に、

大きな包容力を

感じるのです。

 

アマミヤさんには

改めてほめ滝を

浴びせる日が

必ずや来ると

思うので、

 

物足りないながら

ここではこれまでに。

 

アマミヤさん

ありがとうございました! 

 

 

さてさて、 

みなさんとシェアしたい

ご感想が届いています。

 

複数名のセッションを

行う際に、

 

その日の

グループテーマというか、

 

裏テーマのようなものが

浮かび上がると

前にも書いたのですが、

 

Kさんにいらして

いただいた日の

グループテーマは

 

「依頼心の強さ」

でした。

 

だれか影響力が

強い人の影に

自分を隠して

しまったり、

 

判断をまわりに

ゆだねてしまったり。

 

自分で考えなくていいから

楽なようですが、

 

自分の本当の声は

聞き届けられないから、

 

潜在意識では

苦しくもある。

 

Kさんの足を運ばせたのも

その本当の自分の声

なのだと思います。

 

もう聞いてほしい!

と。

  

 ************************************************************

 

セッションから一週間ほどたった今、

 

やっと、今まで自分がいかに

周りに寄りかかって生きてきたか、

自分をちゃんと生きていなかったのかが

よーーーくわかりました。

 

いや、本当はわかっていたんです。

でも、それを見ないふりしてきたんです。

その方が楽だったから…

 

セッションを受ける前も、

きっと何とかして「もらえる」と

思っていたんです。

 

なんとかするのは自分なのに!

 

自分しかわからないことなのに、

それを他の人に決めてもらうなんて!

自分で決めないでどーする!と。

 

やっと、スタートラインに

立てたところなのかもしれませんが、

今はワクワクが止まりません。

 

誰かに委ねるのではなく、

YOUやっちゃいなよ!

で、いきます(笑)

 

 ************************************************************

 

最後、矢沢じゃなくて

 

ジャニーさんに

なってますね(笑)

 

Kさんは

20代の若さです。

 

具体的な目標もあって、

 

本当に自分の台本に

自分の名前を

入れるために

 

来ていただいた

と思います。

 

(それまでは“家族A”

みたいな役名だった)

 

セッションについても、

 

なにかして

もらえるものだ

と思っていた自分、

 

という気づきが

すばらしくて、

 

本当に自分が

自分の声を聞いて

生きることでしか、

 

自分を幸せなところに

連れて行って

あげられないん

ですよね。

 

Kさんは

お問い合わせ

いただいて

 

セッション受けます!

ってなって、

 

実際のセッションでも

気づきが早くて、

 

本当に必死に

Kさんの本当の声、

 

インチャのKちゃんが

連れてきてくれたん

だって思う。

 

Kさん、若いし

かわいらしいし、

 

どうぞ、その魅力を

存分に振りまいて

お過ごしくださいと、

 

「わたしをつかまえてみて!」って、

白いワンピースを

ひらひらさせて

砂浜を走ってください!と、

 

お伝えしましたが、

 

そんな人

本当にいたら

こわいですよね(笑)

 

わたしの願望

でしょうか(笑)

 

やってみてもらえると

うれしいのですが。

 

Kさーん、

ありがとうございました!

 

 

ちなみに、

今週の火曜日の

グループテーマは

 

「鶴」

 

でした(笑)

 

シュールでしょ?

 

 

そして…

f:id:utaori:20170802135709j:plain

チャンスをうかがっていた

ジャコメッティ展、

 

昨日やっと

見に行くことが

できました。

 

全部の展示が

すばらしかった!

 

ジャコメッティ

いっぱい話せた感じ。

 

美術館と

寄席は

ひとりで行きたい派です。

 

 

彫刻家だけど

素描もかっこよかった。

 

ジャコメッティ

交流が深かった

哲学者の矢内原伊作

持ち帰った

 

カフェの紙ナプキンに

ボールペンで書かれた絵とか

臨場感が溢れてて。

 

写真の犬の彫刻の横には

 

猫の彫刻も

あったのですが、

 

これが

ウナギイヌ

彷彿とさせる

作品で、

 

時空を超えた

 

ジャコメッティmeets

赤塚不二夫感に

 

不意に襲われたり。

 

 

“彫刻はオブジェではない

 

問いかけであり答えである

 

完成することはあり得ず

 

完全もあり得ない

 

試みることがすべてだ“

 

 

ジャコメッティ師匠。

 

 

完成することはあり得ず、

 

完全もあり得ないのだから、

 

試み続けるのみ。

 

 

人生そのものッス。

 

 

先日ある分野の

作家さんが

IHを受けに来て

くれましたが、

 

今いよいよとり組みたい

作品に向かうときで、

全身全霊で創作したい

 

とのお話に感動

しました。

 

自分にとって重要な

作品であるからこそ、

 

まだ自分がそこに

達していないのではと

今まで先延ばしに

してきたのだそうですが、

 

でも、生涯情熱的に

創作を続けた

ジャコメッティ師匠も

 

完全はあり得ないと

 

「試み」として

すべての創作を

していたのであれば、

 

それはやはり

 

矢沢の

「まずやんなよ」

 

なのだと思います。

 

完全ではなくても

試みた先に

作品は生まれる。

 

赤塚不二夫的にも

 

「これでいいのだ」

 

http://healingroom3.com

 

f:id:utaori:20170803152238j:plain

 

カエターノ・ヴェローゾガル・コスタの“ドミンゴ”。日曜日という名のアルバムを聞く木曜日の午後。一家に一枚的名盤。

カエターノ・ヴェローゾも伝統的なボサノヴァに敬意を払いつつ、実験的に、過激になっていく感じが、ジャコメッティと共通するような。

 ちょっと無理やりでしょうか。