Healing room 3

日記、および公開ラブレター!

聞かせてよ愛の言葉を

シャンソンのタイトルで

はじまりました。

 

シャンソンを聞くことは

無いのに。

 

今ラジオで読まれた

タイトルを即採用です。

 

聞かせてよ愛の言葉を

倒置法ですね。

 

前も書きましたが

倒置法の最高峰は

 

小津安二郎「晩春」で

父親笠智衆

嫁ぐ娘の原節子

言う台詞、

 

「なるんだよしあわせに」

だと思います。

 

台詞といいましたら、

 

今朝ほど、

月曜の早朝にもかかわらず

IHの仲間のなおこちゃんに

バシバシ相談のメールを

送らせてもらってたら、

 

届いたなおこちゃんのお返事に

 

「愛がヒーリングを起こす、

そしてクライアントさん自身が

自分を癒やすのだと思う」

 

という名台詞をいただきました。

 

わたしもまったく同感だし、

 

わたしは純粋にツール

なのだと思って働いている。

 

でもツールとしての

カラーはあるから、

 

その部分で突っ走ってないか、

ときどき確認したくなるというか、

 

セラピーとか

セッションって、

 

ほとんど個人で

行うことになるけど、

 

自分がツールとしてOKか、

また、成長できているか、

 

ちゃんとメンテナンスが

いるのだと思う。

 

こうしてときどき

自分の軌道を

確認できるような

仲間がいたり、

 

勝手に師とお慕い

しいる方たちに

相談できる環境に

あることが、

 

本当に心強くて、

ありがたいこと。

 

セッションの数

カウントしていなかったのですが。

確認すると80くらいでした。

 

いただいたご縁に感謝ばかり。

本当にありがとうございます。

 

最初は、この調子で

大切な人が増えていったら

どうなっちゃうんだろう?って

自分のキャパが

心配になりましたが、

 

全部をずっと

抱えておくのは

無理ですが、

 

多忙を極める

一之輔師匠が

(落語が好きです)

 

ただ目の前の

一席一席を大切に

高座に臨むという

姿勢をお手本にして、

 

目の前の

おひとりおひとりに

集中して、

 

その方のツールとして

働くことは

無限にできる

って感じています。

 

 

愛だけがヒーリングを発動する

 

ってやっぱり思う。

  

セラピーとか、

セッションとか

じゃなくたっていい、

 

愛が動機でさえあれば、

 

家庭でも

学校でも

職場でも

 

ヒーリングはいつだって

起こるのだと思う。

 

 

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人生で10枚選べと言われたらシリーズ(前回は10曲だったけど)。

 IN MY OWN TIME/Karen Dalton

最初のベースの1音から全部が好き。1曲目がすばらしいのですが、そのまま2曲目の"When a men loves a women"のカバーがはじまるとき何度聴いても鳥肌が。

おばあさんのような声なのに、少女のようにはかなくもある。彼女についての文献を読むと、ネイティブアメリカンをルーツに持つこと、最後はホームレスのように亡くなったことなどが書かれています。

この土日から「インナーチャイルドセラピスト講座」に通っていて、これから3週連続の学びとなりますが、なんとなくこのアルバムに手が伸びたのも偶然ではない気がする。

この才能を持ってしても彼女は自分に価値が感じられなかったように思えるから。

彼女のレコードは一時は値段が高騰していたようですし、CDなるものにもなって、日本という国でも彼女の音楽が愛聴されていること、彼女の魂に伝えたい気持ち。

 

 

アンドロメダを西南に?

さっきまで

中学校の合唱コンクール

行ってました。

 

徒歩10分くらいの

場所にある

地元のホール。

 

矢野アッコちゃんが

来てくれたことがあるほど、

音響がめちゃいい。

 

娘、クラスのピアノの

伴奏なのですが、

 

気合い入りまくってて、

 

腕まくりして

スカートたくし上げて

イスに座ったものの、

 

自分が置いた

楽譜が天地逆で、

直前に慌てて

ひっくり返してたり、

コントみたいでしたが、

 

猫背がひどい以外は

立派な演奏だった。

 

ピアノ、練習しろって

1回も言ったことないのに、

毎日絶対弾いてる。

 

すっごいうまいわけじゃないけど、

すっごい好きなのだとは思う。

 

3さいかそのくらいのとき

食卓のアジかなにかの

魚の骨に指を置いて、

 

「ピアノ!」

って言った姿に

胸を射貫かれました。

 

親バカネタ、

本日はおゆるしください。

 

そして、

 

今日はホームページからの

お申し込みおよび

お問い合わせについて

お知らせをさせてください。

 

こちらから返送するメールが

着信設定によっては

届かない場合があるらしく、

 

実際おふたりの方に

メールが届いていませんでした。

 

ご予約の方については

すべて確認がとれたのですが、

 

お問い合わせの方については

追うことが困難なため、

(返信はさせていただいているのですが)

 

ここを読んでいただく方に

該当の方がいらっしゃるか

わからないのですが、

 

「問い合わせたけど

返事来てないよー」

という方が

いらっしゃいましたら、

 

再度のお手数で

もうしわけございませんが

ホームページの同じ欄より

ご一報いただけますと

たすかります。

 

着信制限がかかりにくい

別のメールアドレスから

返信させていただくか、

 

携帯のメッセージ宛てに

ご連絡させていただきますので。

 

どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

と、

少し慌ててしまいましたが、

 

何人かの方と

確認のメールで

やりとりさせて

いただいて、

 

不思議と

心あたたまった

感じもありました。

 

みなさんに

よく言っていただくのは、

 

ご予約が確定した時点で

セッションがはじまってる

みたいというご感想です。

 

そう思うと、

予約の時点でご自身の中で

すでに変化がはじまっていて、

(自己暗示的に作用して)、

 

わたしはほんの少しの

お手伝いをさせていただいている

だけなのだと思います。

 

 

魔法は自分の中にありです。

 

 

さらに!

今日は先日自宅に

いらしていただいた、

Mさんのご感想も

シェアさせてください。

 

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松井さんはたくさん一緒に考えて、感じてくれました。

 

そして、IHで劇的に何かが変わることはありませんでした。

 

そのために、逆に、地に足をつけて

これから進んでいくんだなという思いでいます。

 

鴻巣まで伺ってよかった。

 

松井さんのもう悲しいことは終わっているんだから、

という言葉を思い出します。

 

悲しみにまたとらわれないように。

「ああ、またあれね」と、

すぐスルーできるようにありたいです。

 

***********************************************************************

 

Mさんの

 

「劇的に何か変わることではなかった」

「でも行ってよかった」

 

というご感想、

 

わたしにとっても

とてもうれしいものでした。

 

だって、

Mさん、新潟から

来てくださって、

 

しかも、

お子さんがおふたり

いらっしゃるのですが、

 

きちんと学校に送り出してから、

 

新幹線に乗って、

はるばる鴻巣までいらしていただいて、

(他県の方にはどこだよ!って

場所にもかかわらず…)

 

セッション後も、

子どもたちが帰る前に

ご自宅に着くように

お帰りになった。

 

どんなに

慌ただしかったかと

思いますから、

 

それでも行ってよかったって

言っていただいて

本当に胸をなで下ろす

思いだったんです。

 

Mさん、寝る前はいつも

娘さんたちに本を読んで

あげているそうなのですが、

 

セッションの中で

何度かアファメーション

かたちで宣言する場面での、

 

Mさんの声がとても

印象的でした。

 

娘さんたちに朗読するときも

本当にすてきなのだろうなあ

って思った。

 

このところ、この場で

紹介させていただく

ご感想がわりと

ドラマチックなものが

続いていましたので、

 

「セッションを受けたいけど

気後れしてしまって…」

というお声もあったりして、

 

なんというか

Mさんのように

 

劇的では無いけど

 

はるばる足を運んだ価値はある

 

というご感想もあることを

紹介させていただけたら

と思いました。

 

Mさん、はるばるのお越し、

本当にありがとうございました!

 

それにしても

昔からある合唱曲

「空駆ける天馬」は

 

アンドロメダを西南に

スワンの星座を東南の〜

 

って、熱唱しますけど、

結局なんのことか

全然わかりません。

 

 

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自宅のセッションルームです。ルームって和室ですけど。

 

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お茶マスト。なぜならわたしがしゃべりすぎるから。こんなに水分補給するセラピスト他にいない気がします…

 

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ふすまと障子張り替えた。でも下の方はがれてたり、よく見るといろいろあるけど見逃してください。あと引き戸の向こうはめちゃすごい生活感のため、決して開けられません。

 

Like a Mighty Rose/ Vince Guaraldi

秋も深まってまいりました。お茶の間DJの選曲もたまにはやかましくないものに。

 

 

 

今ある絵の具で絵を描こう

 

「シャーペンを1週間だけ交換しようよ」

 

娘にそう言われて

思わずキュンと

なりましたが、

 

(女子はなぜか文房具命です)

 

そのシャーペン、

「ペン回しがしやすそう」

って言われて、最近

娘にあげたものの

色違いで、

 

それを見た娘は

こっちの色も

ほしくなった。

 

しかし、直球で

「ちょうだい」と言っては

この前もらったばかりだから

無理だろうと考え、

 

「1週間交換しようよ」案に

なったのだと思う。

 

願わくばそのまま

自分の物にと。

 

どうでもいいにも

ほどがあるお話

かと思いますが、

 

「シャーペン交換しようよ」

って言われると、

 

人は意外なほど

キュンとする、

 

という事実を

 

発見として

報告させて

いただきます。

 

さて!

まくらあっての

本編となります。

 

先日、

潜在意識が人にとっての

土のようなものであるという

ハッとするような

メールを届けてくれた

 

Mさんのご感想を

シェアさせてください。

 

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セッションでは、好きに泣いたり、

自分のことをすごく話したなあと

思い返しては、いまだ心の中で

カラフルな紙吹雪が舞っている

感じです。

 

ある場所についての思いについては、

気づいてもらってとても嬉しかったです。

ずっとこの気持ちをわかってもらいたかった

のだと思います。

 

でもそのあとに

「今は今!日本人の女性、Mを自分で選択して

生まれてきてるんだよ!」という言葉をもらって、

 

柔らかくも芯のある、エネルギにー満ちた声で

背中を押してもらったと確信しています。

すごく勇気をもらいました。

 

育児も手探りだったので、育児書を読んでみたり、

子育て教室に通ったり、なんとかテクニックを

身につけなくては、と思っていたのですが、

そういうことではないんだと。

 

人を尊重するってこんなにも自由で

開放的なことだったんだ、と思うと

全く違う道が突然目の前にひらけた感じです。

 

セッションの内容も濃かったですが、

いろんなお話しをしてくれた歌織さんも

同じくらい濃く印象に残っています。

 

自分を楽しむとこんなにキラキラできるんだなあ

って、40代にすごく明るい未来を感じました。

 

これから私も、歌織さんが起こしてくれた

波に乗って行きますので、応援していてください。

 

**********************************************************

 

応援していますとも!(涙)

 

Mさん、

 

震災後のいろいろな

精神的影響や

 

出産後の体調の

変化などで

 

一時は起き上がれない

ほどの体調不良に陥って

しまっていたのですが、

 

服部みれいさんの

熱心な読者さんで、

 

冷えとりはじめ

みれいさんの

紹介している

方法で、

 

肉体的にも

精神的にも

元気を取り戻して、

 

(お話を伺うまで、見る影もないほどでした)

 

今はふたりのお子さんを

育てながら、

 

自宅でピアノを教えたり

他のお子さんへの

サポートもされているほど、

 

活躍を広げられています。

 

素晴らしい…

 

でもMさんは

説明しがたい違和感を

感じてきてもいて、

 

今回のセッションでは

その部分がクリアに

なったと思いますし、

 

Mさんご本人にも

実感いただけているなら

わたしも本当に

うれしいです。

 

40代キラキラですよ!

 

老眼もあって、

もういろんな意味で、

全部がキラキラ(笑)

 

Mさんの愛しい場所は

こころの中に

いつもあります。

 

今のMさんの場所で、

ときに息抜きしながらも

Mさんの間合いで

キラキラの波乗り

楽しんでくださいね!

 

ありがとうございました!

 

 

 

足りない絵の具は 無いでいいんだろう

 

 

Theピーズの「絵描き」

という曲の歌詞。

 

この歌い始めを

最初に聞いたとき、

 

虚を突かれて

ガビーンとなりました。

 

(ガビーンは現代でも使いますか?)

 

今ある絵の具で書くのが

今の自分の絵だから、

 

赤がないとか

青がないとか

言ってないで、

 

まずは描きなさいって

言われたようで。

 

自分の絵(人生)には

絶対何色が必要!

って思って、

 

それがそろってから

描こうと思ってる

場合ってあると思う。

 

人の絵にある色を

欲しがったり?

 

でも今ある絵の具で

もう絵を描いてる人

じゃないと、

 

いつまで経っても

ほしい絵の具は

手に入らないのかも。

 

無いなら

無いでいいんです。

 

描くのは

他の誰でもなく

自分の絵だから。

 

くだを巻くように歌う

ハル氏のボーカルに

教えられる。

  

 

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『思い出すのが面倒だTheピーズの三十年』と記念撮影。

仙人が霞を食って生きられるのなら、わたしたちはロックを食って生きていけるのだと信じて疑わなかったハイティーンのころから、30年は生きたからこそ祝えることですので、はしゃいでてても大目に見てやってください。

30年経つとプラーナで生きていけることを知りましたから、ロックでもなんでも好きなものを食って、本当は生きていけるのでしょう。

 武道館のDVD観ながら、謎の獣のように、おうおう言いながら泣きました。家族のものが不在でよかったです。ステージ側からの映像で武道館の一番上の客席までびっしり埋まってる景色に一番泣く。

ハルのソングライティングの素晴らしさ。独自の文体とメロディ。アビさんのギター。アビさんのギター!!!(無意味に2回言いたい)父さんのようにふたりを見守るドラムシンイチロウ氏。

会場に見劣りする部分皆無の素晴らしいライブ。ただの30周年記念のお祭りというだけではない、わたしの人生にとっても重要な光景でした。

 

『思い出すのが面倒だ』まだ読了していませんが、怒髪天の益子さんの見解が読んでいて気持ちがよかった。

「ハルの文体が照れ隠しの美学」とか、「ピーズの音はコピーしてもコピーできない」ってお話とか。

 

文中に歌詞を引用しました

絵描き/Theピーズ

 

シンクロ自慢はもはや野暮なのかもしれませんが、

今日のブログ、タイトルも内容も何日か前から決めてあったのですが、昨日サイドバーンにIHを受けに来てくれたおふたりがなんとそれぞれに「絵描き」。しかも午前中にいらしていただいたSさんはなんと双子!

ハルにはトモという双子がいますから(こちらもミュージシャン)なんでしょう、わたしに広がる心象風景とのシンクロがすごすぎました。

そして前回のブログに書いた、物語の共有という面がより際だったふたつのセッションでもあった。わたしはそれがやりたいって言うことも明確に。

こんな隅っこ読むかわからないけど、Sさん、Rさんありがとうございました!

 

 

物語の効能

元々は前世療法を

受講しようかと

思ったんです。

 

いきなり前回の

続きになります。

  

大切なのは「今」の

体験と選択だけだと

思っているので、

 

前世を重要視しないで

おきたかったにも

かかわらずです。

 

前世って、

 

あるって言ったら

あるし、

 

無いって言ったら

無いもので、

 

それを言っちゃあ

おしまいよって、

 

寅さんでなくても

言いたくなるかも

しれませんが、

 

前世どころではなく

すべては

 

幻想

観念

 

なんて呼んでもいいけど

 

主観が作り出した

物語なわけです。

 

(同じ場面を見ていても人によって

まったく違う体験として捉えていたり

しますよね)

 

わたし自身もいまだ

その観念を手放せずに、

自分のこととなると

日々わちゃわちゃ

してもいますが、

 

ブルータスの開運特集に

堂々と非二元論のページが

あることですし、

 

あえてさらっと

進めますと、

 

奇跡のコースはじめ

非二元論の本を

いろいろ

読んでいくうちに、

 

わたしに起こった

変化として、

 

それまで

本ばかり読んで

生きてきたのに、

(ほぼ引きこもりで)

 

物語が読めなく

なりました。

 

映画も見たくない。

 

物語は

悪や問題を

設定しないと

成り立ちません。

 

そこにどうしても

つっこみが入って

しまうのです。

 

音楽を聴くことは

変わらず

よろこびとして

残りましたが、

 

物語が楽しめなく

なったことは

とても寂しい

ことだった。

 

でも!なんです。

 

IHのお仕事をはじめて、

感じていますのは、

 

分離した自己など

無いという、

非二元論を

理解した上でも、

 

物語にはまだまだ

価値があるということ。

 

今わたしが

やっているのは

 

言ってみれば

たくさんの方の

物語を共有する

お仕事です。

 

わたしはそれが

好きだし、得意。

 

誕生数3

というだけでは

説明しきれない、

 

得体のしれない

共感の強さがあります。

 

(もちろんセラピストとして

ニュートラルな視点の上で)

 

どんな方にも

その人の物語があって、

 

その人はその物語の

主人公。

 

自分の物語を

 

ありふれていると

本人が感じている

場合もあるし、

 

ストレンジだと

誰にも話せずに

いる場合もある。

 

でも確信しますのは、

 

どんなストーリーであれ、

 

すべての物語は

共有されたがって

いるということ。

 

誰かが共感を持って

その物語を聞くことで、

 

物語はなんというか

成仏できる(笑)

 

わたしのセッションは

自然にその方の物語を

掘り下げるものに

なってきています。

 

「あのことを話せてうれしかった」

「共感をもって聞いてもらって深い部分で満足した」

「自分が主人公だということを取り戻せた」

 

予想以上にその部分への

ご感想が多いことからも、

 

自分のことを話すこと、

 

その物語が共感を

持って聞かれることは

 

人が本当に必要と

していることなのだと

感じますし、

 

それはIHセッション以前の

どのいのちも、

もれなく必要とすること

なのだとも思います。

 

 

物語は共有されたがっている。

 

 

リチャード・ブローティガンという

アメリカの作家の作品で

 

『愛のゆくえ』という

小説があります。

 

誰もが自分が書いた本を

持ち込める図書館で働く男と

その恋人の物語です。

 

「すべての物語(物語以外の本も)を受け入れて、共有する」

 

わたしのお仕事も

この図書館と同じって思う。

 

蔵書にしないで

神さまに返すけどね。

 

共有された本は

よろこびとともに

お空に消える

システム。

 

 

前世についても、

 

なにかの勘違いというか

思い込みなんですけど(笑)

 

わたし自身も含め、

 

その思い込みが

あまりに根深くて

今この瞬間にも

大いに影響している

と感じるから、

 

だとしたら、

前世療法っていうのも

物語の共有という意味で

ありなのかなって思って、

 

感心が湧いたわけです。

 

 

先日いらしていただいた

Mさんも、

びっくりしたよね!

(急に個人的に話しかける)

 

ある場所について

話しはじめたら

涙があふれてあふれて

止まらなくて、

 

筋反射的にも

「前世でしょうね」って

お話しして、

 

でも残念ながら

わたしは全く前世が

見られるわけでは

ありませんから、

 

がんばって自力で

思いだしてください、

ってお願いして(笑)

 

男性だったみたいとか、

思い出してもらったりしましたが、

(意外と自力でも思い出せます)

 

主観の作り出した

幻想ってのが

真実であっても、

 

ドラクエやってるときは

ドラクエのルールで

本気でドラクエやってる

わけですから、

 

ドラクエやってる」って

自覚しながらも、

本気でよろこんだり

悲しんだりするわけです。

 

前世っていうのも

物語の伏線というか、

 

「そういうルールね」

ってことにすぎないけど、

 

わたしもまだまだ

その設定で

物語を共有したい

のだと思う。

 

とはいえ、

結局、受講するのが

インナーチャイルドセラピストの

講座になった経緯はというと、

 

IH同期のなおこちゃんに

前世療法について相談

こんな講座あるよって

トリシア・カエタノさんの

前世療法の講座の情報をいただく

しらべると今月このトリシアさんの

インナーチャイルドセラピスト講座がある

(年に1回の講座とのこと)

◎インチャのケアの学びを深めたいと常々思っていた

◎講座のある7日間全部スケジュール空いている

◎信頼するなおこちゃんの情報

◎トリシアさんは大野百合子さんの師匠とのこと

呼ばれた!と思って、申し込む

(この間たぶん15分くらい)

 

 

必要な情報はやってくるものですね。

  

って、

なおこちゃんが

有能ってだけ

なのですが。

 

なおこちゃん、

ありがとうございました!

 

好きです!

(むだに告白)

 

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リチャード・ブローティガン『愛のゆくえ』(原題はほど遠いのだけど)

誰もが自分の書いた本を持ち込める図書館で働く男と恋人の物語。本を持ち込んだ人物の中にはブローティガン自身も入ってる。茶目っ気とストレンジ感。弱いものやわらかいものへの慈しみ。わたしのボロボロ文庫シリーズ。ブローティガンは詩も大好き。 

おかげさまで小説も読める人に戻っています。出かけた先で読んでたら、上からドングリがこつん、こつんと落ちてきた。

 小沢健二氏がオリーブに連載していたときの文章がブローティガンを彷彿とさせるなあって当時思っていた。

 

ときどき鼻歌で歌ってしまうオザケンの曲第1位は

「おならで月までいけたらいいな」

ポンキッキーズの時計が8時8分から!

 

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雨が続いていますが、気持ちよく晴れた日に出かけた場所で。たまに森の中に行くとからだがほっとする。

 

 

君は君のセンターにいるか

 

先日IHセッションを

受けていただいた

Mさんからいただいた

メールに感動しています。

 

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今日は「いただきます」を観てきました。

 

農家さんのインタビューのシーンで、

土から整える、というお話…

 

土の下は見えない部分だけど、

そこが柔らかく循環すればするほど、

自然と草木、作物はその命を更に

生かし成長していくという事実に

改めて反応してしまいました。

 

もしかしたら人も同じで、

人間でいう、土の下とは

潜在意識なのかなあ?と。

 

1番見えにくい潜在意識に

新鮮な空気を入れて耕やしはじめると、

その人本来の姿が目の前に

現れてくるのですよね。

 

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IHのお仕事を

潜在意識に新鮮な空気を入れて

耕すことにたとえてくれました。

 

光栄すぎる。

 

Mさんのセッションの

ご感想はまた改めて

紹介させていただきますね。

 

Mさんありがとうございました!

 

 

さてさて、

ひさびさの晴れ間に

しあわせもふくらむ

午後でございますが、

 

昨日、Hさんの

整体を訪れました

お話を。

 

「結局自分がなんとかできるのは

自分のことしかない」

とHさん。

 

Hさんは冷えとりにも

精通されている方です。

 

冷えとりの

素晴らしさを

実感するにつけ、

 

俄然身の回りの人にも

勧めたくなるときが

訪れるものですが

(不調を抱えている人がいれば尚更に)

 

本人の意志が大切ですから

無理強いはせずに、

 

その人の分と思って

自分が冷えとり用の

靴下の枚数を増やしたり、

いつもより長めに

半身浴をすることで

対応するのが

よいといわれます。

 

これは他のことにも

当てはまると

Hさんは言っていて、

 

どんなに思う

相手であっても、

いつも自分に軸を

置くことの方が、

 

めぐりめぐって、

相手のためにもなると、

Hさんは熟知して

いるようでした。

 

Hさんにはいつも

スピリチュアルなお話に

おつきあいいただいて

しまうのですが、

 

もちろんからだの

専門家ですから

 

整体としても

自分を自分のセンターに

戻せるような施術や

指導をしてくれます。

 

昨日のお話で一番

印象深かったのが

 

いらっしゃる

クライアントさんに対して、

 

自分がその方のために働く

というスタンスではなくて、

 

その方のために働くのが

自分のよろこびだから、

 

その方はHさんの

人生のキャストとして

いらっしゃるという

とらえ方をしている

というお話で、

 

やはりこころの上でも

自分をセンターに置く

というスタンスがあると

感じました。

 

そうは言っても、

Hさんは

本当に熱心で

根気強く、

 

わたしが立ち去る

最後の瞬間まで

からだを注意深く

観察してくれて

いるくらい、

 

本当にその人の

ためになるような

施術と指導を

してくれます。

 

でも決して

それを自分の

お手柄にしよう

としない。

 

ストイック

って言っても

否定するでしょう。

 

自我を手放すことが

彼女のよろこび。

 

すごいでしょう(笑)

 

わたしは全然そんな

境地にありません。

 

この日もわたし、

 

Hさんに会える!

って鼻息荒く

おじゃまして、

 

前のめりに

いろんなお話を

させてもらった

のですが、

 

でも、話してるうちに

なんかバカバカしく

なってくるんです。

 

それを「問題」として

Hさんに話してることが。

 

話す前は

もう大興奮なのに

 

Hさんに話してると

途中から

「本当は問題なんてないよね」

って、もうわたし自身が

思っちゃってる。

 

でも話し始めたからには

一応最後まで話し終えると、

 

「という思いこみですね」

 

というHさんの

一蹴が待っています(笑)

 

うれしいわたしは

Mなのでしょうか。

 

今月ある講座を

受講しようと

思っていて、

 

でも、

あまりにも急に

決めたため、

 

この機会に

Hさんに相談

してみたら、

 

「それが誰かのためにって

思ってのことだったら、

わからないけど、

 

それを学んで役立てることが

自分のためだったら

すごくいいのだと思いますよ」

 

とのお返事。

 

うーむ、

ここでも自分に軸。

 

瞬時に納得。

 

インナーチャイルドセラピスト講座

受講してきます。

 

完全に自分のために。

 

 

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mmaの7インチレコード、出たときはプレーヤーが無くて手に入れてなかったけど、この度購入。ポスターもついててキャッ!ってなりました。バンドはスリーピースが最強。Theピーズ30周年を受けてさらにそう確信しております。

 

わたしはAYAちゃんのインスタのファンで、

平松モモコさんの似顔絵イベントにいつか行くのが夢で、

服部みれいさんの前前前世くらいからのおっかけ。

または早すぎたマーマーガール。

 

みれいファン的には

ブルータス見ました???

 

日本のスピリチュアルマップ。手書きのイラストであの内容にぶっ飛びました。ツチノコピンクレディー、タカ&トシにプッと笑いつつ、日本のスピヒストリーを完全網羅。保存版かと。

 

あと、声のメルマガ。

 

内容も本当に楽しめたし、みれいさんの声が本当にラジオ向き。途中528Hzの愛の周波数の音叉を鳴らす部分がありましたが、みれいさんが愛猫あたりくんを呼ぶときの声もまた愛の周波数でありました。

 

7インチレコード、久々に触れてみてめちゃ新鮮。ちなみにわたしが初めて買ったレコードは

恋のぼんちシート/ザ・ぼんち

 なにげに自慢です。

 

 

ピースする暴れ龍

静かに続く

関西特集。

 

京都から

奈良から

いらしていただいて、

 

あらたに神戸からの

ご予約も。

 

はるばるのご足労と

ありがたいご縁に

感謝するばかり。

 

だし巻き卵の卵液は

だしが多すぎると

成形しにくいが、

 

どうやったら

うまくいくのか

 

など、

 

セッションに

無関係なお話にも

おつきあいいただいて

いますことにも、

重ねて感謝でございます。

 

さてさて!

 

今日もいただいたご感想を

みなさんとシェアさせてください!

 

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落ち込んでいた気持ちの状態が、

セッションを受けてからぐんと軽くなり、

 

おかげさまで悪夢も見なくなって、

いつも罪悪感が強くあったことが、

原因だったかもと気づきました 。

 

長年どう捉えていいかわからなかった

正体(内なる暴れる龍!)もわかり、

それがとても心の安定に繋がっていて、

生きやすくて、びっくりしています(笑)

 

セッションを思い返してみると、

私にとって違和感のある言葉が

ひとつも無かったなと気づきました。

 

逆に言うと、こんなに話が通じる人が

周りにいないのですが(笑)

 

心からやりたかったお仕事に

向かっていいんだという、

強く優しいエールのおかげで、

 

消えそうになっていた灯火に

エンジンかけてもらったのだ

と思います。

 

そうあっていいんだと思えるだけで、

とても私自身を認めてあげられた。

 

これはもうIHのおかげです。

 

この居心地の悪さに対して、

スピリチュアルなカウンセリングを受けるとか、

占いで見てもらうことをしてこなかったのは、

自分で実感を持って解決したかったから。

 

誰か他の人が見えたものを

教えてもらうという在り方に、

自分の実感はついていけるのだろうか

という疑問もあったし、

 

人生の大事な決め事を

他人に依存してしまうことへの

怖さもあったんだと思います。

 

歌織さんの謙虚で全力な素敵さを

私もコピらせて頂き、

 

洗練の極み!なる憧れを

生きようと思います。

  

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Sさん、

 

 抑制のきいた

お話のしかたや

言葉の選びかたが

本当にすてきで、

 

また、身につけているものが

ご自身にとてもよく似合っていて、

 

(こちらも抑制がききながらも

美しいものばかり)

 

隠そうにもにじみ出てしまう

インテリジェンス、

 

みたいなところも

すてきで、

 

パッと見、

なにかの研究職の方か

美術館の学芸員さんみたいな

印象なのですが、

 

ご感想の文中に

「暴れ龍」という

ワードもありますが、

 

Sさんの筋反射は

とてもユニークで、

 

女性のふわっとした

反応というよりは

 

「うむ!」

みたいな、

 

「よし!」

みたいな、

 

堅剛な印象で、

 

しかも、

自然界の神々的な、

 

荒ぶるなにかを

感じるというか、

 

途中、

 

「Sさんに暴れ龍いますよね?」

ってもうしあげると、

 

「わかります」となって(笑)

 

それが、おだやかなSさんとの

ギャップがすごすぎて、

 

わたしには

猛烈萌えポイントでしたが、

 

ご本人は相当

苦しんだと思う。

 

 

差し支えないと思うので

触れさせていただくと、

 

Sさんは写真の

お仕事をされています。

 

シャッターを切るとき、

過去に壮大な

神秘体験があって、

 

Sさんご自身の

存在を通して、

 

今後はそれを

洗練されたかたちで

伝えていく方なのだと

思いますし、

 

学芸員さんのようと

もうしあげましたが、

 

Sさんはガチで

アーティスト。

 

ミッションは

暴れ龍を飼い慣らすこと(笑)

 

Sさんのユニークなところは

暴れ龍と洗練が

同居していることも

もちろんなのですが、

 

そこには

ポップな質もある。

 

排他的でなく

キャッチーな感じ。

 

暴れ龍がピースしてる

みたいな。

 

ご機嫌なときに限って(笑)

 

Sさんはすでに

オリジナルの表現をお持ちで、

今後はそのプロジェクトに

力を注いでいかれることに。

 

わたしもいつか

Sさんのプロジェクトに

参加できたら光栄です。

 

 

Sさん、

スピリチュアルな

カウンセリングや

占いなどには

抵抗があったこと、

 

他の人が見たものを

教えてもらう

という方法に

 

疑問があった

ことについて

書いてくれましたが、

 

この部分で

IHは本当に安心して

受けていただける方法

だと感じています。

 

IHはご本人の筋反射を

ガイドにヒーリングを

進めますので、

 

本人がOKを

出したことしか

扱われませんし、

 

今はまだ扱いたく

ないこと、

 

他の人に開示したく

ないことは

守られています。

 

すべてはご本人の

選択です。

 

セッションを

重ねるにしたがって、

 

わたしは純粋に

ツールなのだ

という思いは

強まるばかり。

 

「爪切り」みたい

って思ってる。

 

爪切りという行為も

 

ご本人が

爪を切ろうと

思ってから

爪切りを手にとり、

 

手足のどの爪を

どの順番で切るのか

自分で決めて、

 

好みの長さとかたちに

切ります。

 

そのタイミングも結果も

道具である爪切りには

決められません。

 

でも爪を切るには

爪切りは必要。

 

わたしはそんな

役目なのだと思う。

 

 

爪切り気分です。

 

爪切り気分でロックンロールです。

 

言い直すことも

ないんですけど、

 

昔“ふられ気分でロックンロール”

ってヒット曲がありましたから、

 

昭和に寄せると

ホッとするんでしょうね。

 

年齢的に。

 

洗練の極みの

Sさんのお話から

ほど遠くなって

きていますが、

 

Sさん、

いただいたご感想で

紹介させてもらった

以外の部分に

 

「歌織さんのように自分の才能を活かして、全身全霊で目の前の人に関わり、癒しと神さまの息吹をもたらす、そんな人が同じ地球に生きていることが私の希望の光です」

 

って書いてくれました。

 

本当にわたしが

そうできているのなら

この上ない

よろこびですし、

 

神さまって言っても

宇宙って言っても

なんて呼んでもいいけど、

 

ここまでいろんなことが

開示された時代に、

 

スピリチュアルって

線引きはもはや

いらないって

感じてるし、

 

Sさんのように

まったく違う切り口で

(洗練の極みで!)

 

それを表現されていく方が

これからはたくさん増えて

いくのだと思う。

 

ひとりひとりが

それぞれの持ち場で

光を広げること。

 

その方法で

 

本当に世界は

美しさも

楽しさも

取り戻すって

思っているし、

 

わたしひとりに

できることは

ナノとかピコとかの

極小単位だけど、

 

IHセッションを通して

そんな光の拠点を

増やしているんだ

という思いで、

 

どのセッションも

同じように大切に

臨んでいます。

 

 

http://healingroom3.com

 

 

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夜の散歩をしないかね/RCサクセション

最初のピアノでもう泣く。スローバラードよりもこの曲。シングルマンのアナログレコードがなぜ手元になくなっているのか、人生のどの段階で手放したのか。今生の消せぬ失態。

 

きれいな月だよ

出ておいでよ

 

Sさんに捧げます。

 

 

 

アンチじゃなくて、パンクだよ!

いりことひじきと納豆は

常備することにしましたよ。

 

アップリンクで上映中の

「いただきます〜みそをつくる子どもたち」

を観てのことです。

 

9日(月)の上映では

オオタヴィン監督と

服部みれいさんの

アフタートーク

ありました。

 

「いただきます」は

福岡県にある

高取保育園の

子どもたちが

 

日本古来の和食を

給食で食べることで

(時に自分たちでも作る)

 

活力に満ちながらも

調和的に成長していく

ようすや、

 

アレルギーがある子も

いつのまに改善していく

ようすを

 

ただただ光を

見るような気持ちで

見せてもらえる映画。

 

以前から

歌う子どもと

走る子どもを

見ると、

 

反射のように

泣けて仕方ない

のですが、

 

(加齢と共に涙腺のコントロール

あきらめて最近では人目を気にせず

大いに泣きます)

 

食べるこどもで

泣いたのは

初めてです。

 

映画の中で

子どもたちに

供される食事、

最初「多い!」って

びっくりしたんです。

 

自分の娘の

その当時を

思い出しても、

こんな小っちゃい時期に、

こんなに食べて

くれたっけ?と

 

それを本当に

ぴっかぴかに、

 

最後の一粒まで

ひじきの最後の

ひとかけらまで、

お箸でちゃんと

たぐり寄せて

口に運ぶようすに、

 

子どもによっては

さらにお皿を

なめてしまうほど

びかぴかに

食べ終えるようすに

本当に感動した。

 

おいしいと

食べてくれるんだ…

 

考えてみたら

あたりまえですよね。

 

 アレルギーについても

除去食では改善

しなかったのに、

 

この保育園の食事に

変わると半年くらいで

消えていくという例が、

 

実際の入園当時との

変化がわかるように

記録されている。

 

米食

そして味噌汁、納豆、

漬けものといった

発酵食品が

 

日本人の

腸内環境なり

DNAなりに

どれだけ

即したものなのか、

 

科学の方が

追いついたような

格好ながら、

 

エビデンスが必要なら

この子どもたちが

エビデンスなのだと

いうお話が

 

監督とみれいさんの

アフタートークにも

ありましたが、

 

この映画の

素晴らしいところは

すこしも啓蒙的でない

ところです。

 

家族に理想的な食事を

提供できてるとは

まったく思えない

わたしが見ても

息苦しくならならず、

 

(この当日わたしが娘に

置いてきた食事について

ここにはとても書けません…)

 

本当によろこびの内に

鑑賞できた。

 

現代の食をめぐる

いろいろを

批判するの

ではなくて、

 

光り輝くほんものを

提示することで、

 

自然とわたしたちを

導いてくれるように。

 

みれいさんの著作も

いつもそうです。

 

批判、または

アンチテーゼという

表現は、

 

○○ではないわたし、

という設定だから、

 

対立する存在あっての

自分ということになる。

 

むしろその対象に

エネルギーを注ぐ

ようなこと。

 

わたしは

みれいさんの作品に

いつもどこか

反骨心を感じて

きましたが、

 

それはアンチではなく

パンクの精神。

 

パンクの精神って

 

D.I.Y精神って言われます。

 

Do it yourself.

 

自分で考えて、

自分でやるって事。

 

自分で味噌を

作ったりすることも

今やパンクなのだと思う。

 

パンクも反抗心が

原動力とはいえ、

 

重心が反抗する

対象にではなく、

自分自身にある。

 

パンクが今とても

有効だと思うのは、

 

みんなが自分自身に

軸を取り戻すことが

とても重要だと

思うからです。

 

監督とみれいさんの

トーク

 

これほど

優れている

和食を

 

よろこびを持って

自分たちが

取り戻していくことは

 

実は革命でもある

といった内容が

ありました。

 

こどもたちが

粘土遊びのように

楽しい声を上げながら

味噌玉を作っている

ことも実は革命。

 

その保育園で育った子どもが

高校を卒業したあとも

挨拶をしに訪れるようすに

 

おいしいという

よろこびの内に

 

楽しいという

笑い声の内に

 

大切なことは

伝えられるんだ!って、

しみじみ教えて

もらいました。

 

(わたしもまずできることからです…)

  

トークショーの中で

印象的だったのは、

 

みれいさんが

今年からはじめた

不耕起栽培の田んぼや

以前から続けている

畑での体験について、

 

伝えるための

「形容詞がない」

と言っていたこと。

 

それは、

目に見えない

細菌や微生物などの

すべての営みあっての

体験で、

 

田舎暮らしとか

スローライフとか

ちょっとそういう

ことでもないほどの、

 

未知の体験なのだと。

 

なんというか

身体のもつ

宇宙感みたいな、

 

ミクロコスモスが

マクロコスモスで

みたいな、

 

壮大だけど、

めっちゃ地に足着いてて、

メシがうまい!みたいな、

体験なのかなと

想像しました。

 

 

 そして、特筆せずに

いられませんのは、

 

久々にお目にかかった

福太郎さんの

なんともいえない

かっこよさです!

 

5月に美濃に

おじゃましたとき、

 

ちょうど田んぼに水を

入れ始めるところを

見学させてもらえたので、

 

ちょうど

田んぼ前、

田んぼ後の

ビフォーアフター

会えたことに

なるのですが、

 

男性というのは

田んぼを体験すると

 

これほどまでに

なんとも言えない

かっこよさが出る

ものなのかと

びっくりでした。

 

トークショーの中で

オオタ監督が

 

「男」という漢字は

「田」の「力」と

書きますからね、

 

とおっしゃっていましたが、

 

モテたい男性は

田んぼに行けと

もうしあげたい

気持ちでいっぱい(笑)

 

あ!

オオタ監督と

みれいさんが

何度も読んでいると

言っていた、

 

『逝きし世の面影』

未読なので、

ぜひ読みたいです!

 

http://healingroom3.com

 

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手前味噌とぬか漬けはいつかは避けられないって思ったまま、まだできていない…

でも味噌汁なら!